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Miki Yamanaka ”10日間着物チャレンジ” in NY! 「WORLD KIMONO SNAPS」 ‐ NEW YORK ‐

ニューヨークで活躍するジャズピアニスト・Miki Yamanakaが、『きものと』とコラボレーションしたインスタライブの日を皮切りに”10日間着物チャレンジ”をスタート!譲り受けたアイテムをメインに、カジュアル&自然体のNY着物スタイルをご覧ください!

ニューヨークで活躍するJAZZピアニストのミキさん

ニューヨークで活躍するJAZZピアニストのMiki Yamanaka。
彼女と私の共通点=着物大好き!ということは、前回コラムにてすでにお話しいたしました。

『きものと』ともコラボレーションしたインスタライブでの生配信をきっかけに、彼女は”10日間の着物チャレンジ”を決意。彼女が持っているたくさんのアイテムを用いて、NYらしく、カジュアルに自然体な着物スタイリングを開始しました!

10日間の着物チャレンジスタート

day1

ライブ生配信の日をday1とし、”10日間着物チャレンジ”のスタートです!

この日は彼女のおばあさまとお母さまから譲っていただいたお着物に、私のテイストを少しプラス(前回『Kimono de Jazz!! Miki Yamanaka Jazzライブ配信』参照)。

帯に博多織のハギレを名古屋帯に重ね、帯揚げにはエルメスのスカーフを使用しました。
彼女とスタイリングを決める作業は、いつもとても盛り上がります。二人ともちょっとユニークなものが好きということもあり…いろいろトライしたくなるのです!

day2

おばあさまの浴衣とお母さまの半幅帯を。

実はMikiさん、お父さまが子供のころに亡くなってしまわれたおばあさまには一度もお会いしたことがないそうです。
でも、おばあさまの浴衣が海を渡り、こんなふうに着てくれるなんて…とっても喜んでいらっしゃるのではないでしょうか。

おばあさまは小柄だったようで彼女には少し小さいですが、そこはNY、それもストーリーある個性として、明るいバッグとのコーディネートでステキに着こなしていらっしゃいます。

day2 おばあさまの浴衣とお母さまの半幅帯を
帯締めを浴衣とあわせ、帯はおかあさまからの名古屋帯

day3

ご友人から譲られた浴衣に、帯はお母さまから譲り受けた夏用の名古屋帯。
帯締めを浴衣のカラーと揃えています。

day4

お母さまから譲り受けた綿絽の浴衣に、染めの半幅帯を。

この浴衣、実はお母さまは一度もお袖を通されていなかったようです!鷺草が舞うようにあらわされ…お色もシックでとってもステキですよね。

day4 お母さまの絽の浴衣と半幅帯

day5

day4と同じ鷺草の浴衣に、day3とは別の夏用名古屋帯を合わせて。

SOHOにある「Kimono House」という着物やさんに小物を買いに行かれたそうです。
ビビットカラーのマスクとの相性も良い感じですね。

day6

こちらの浴衣はご友人からいただかれたもの。

こちらの浴衣はご友人からいただかれたもの。
少し見えにくいですが、半幅帯はお母さまから譲り受けられたものだそうです。
市松に込められた縞模様が楽しい一枚ですね!

day6 友人からいただいた浴衣とお母さまからの半幅帯

day7

セントラルパークで、ピクニック!
(実は私の帰国前フェアウェルでした。)

木々や芝のグリーンとも相性の良い浴衣は、帯締めと唐花の花びらの色、鼻緒の色をリンクさせて。

ニューヨークも暑い日が続いていましたが、麦わら帽子とサングラスの組み合わせが彼女らしく、リラックスしたムードが良いですね。

day7 麦わら帽子とサングラスの組み合わせが素敵なミキさん
day8 おばあさまからの薄物を

day8

おばあさまから譲り受けた薄物を。

この日もニューヨークはとても暑かったのですが、見た目だけでも涼やかに…と絽綴れの織り地に爽やかな白色の花模様の名古屋帯をコーディネート。
角だしで軽やかな帯結びに。

day9

こちらもご友人からいただかれた浴衣だそう!

実はもともとこちらのお色柄は好みではなかったそうなのですが、おばあさまからの半幅帯がマッチして、彼女好みのスタイリングになりました。

ニューヨークでは、車の運転もこなすMikiさん。
コンパクトなカルタ結びは運転しても崩れず、楽ちんなんだそうですよ!

day10

こちらもご友人からいただかれた浴衣だそう!

綿着物にお母さまからの半幅帯。
重くなりすぎないよう、明るいカラーの帯締めをアクセントに入れています。

やはりハットがおしゃれですね!

以上、無事に10日間の着物チャレンジは終了しました!
Mikiさんらしいスタイリングで、終始リラックスしたムードがありましたね。

Mikiさんはその後もJAZZのライブ配信などを積極的に行っているのですが、その際に、私がプレゼントさせていただいた紫のストライプの薄物を、お母さまの半幅帯と組み合わせて着てくださいました。

この着物は私も何度かニューヨークで着たのですが、私とはまた違ったスタイリングで、人によっていろいろな表情をみせてなぁ…とあらためて着物の豊かな楽しみを実感しました。

プレゼントさせてもらった紫のストライプの薄物

この”10日間着物チャレンジ”で使った着物や小物たちは、ほとんどがいただきもの。
私も、日本にいる母、着付けの師匠、そしてニューヨークで着物を通じて知り合った方々に、たくさんの着物を譲っていただきました。

実は私も帰国が決まり、たくさんの着物をMikiさんにプレゼントしてきました。
捨てたくはなかったですし、こんなに着物が好きで着て楽しんでくれるなら…そんな方に使ってほしいと思ったのです。

着物は、譲って譲られて…着てもらって光を浴びます。

もちろん今回のスタイリングは、伝統的な、正しいとされる着方では全くないのですが、それよりもニューヨークで”着物を楽しむ”ということを大切にされています。
時々「これとこれ合わせても大丈夫かな?」と私に相談してくださいます。
私は基本的に、何でもトライしてOKだと思っています。

着てる本人が楽しんで着れていれば!

日常に着物を取り入れることの楽しさを思い出させてくれた、Mikiさんの着物チャレンジでした。
ぜひMikiさんの演奏も聴いてみてくださいね。
https://ja.mikiyamanaka.com

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