南風原花織

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南風原花織は、明治時代以降、沖縄県南風原町において生産されている織物です。2017年に経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されました。花織とよぶ、立体的な美しい柄が特徴です。
南風原は琉球絣の産地でもあり、琉球絣と南風原花織で沖縄で最大の生産量を誇ります。
南風原花織の特徴は、織りの技術が大変多様であることです。大別して4つに分類でき、さらに細分化して9つに分けられます。
1・両面に浮かせた糸で柄が構成され、両面とも使用可能な「南風原両面浮花織」
(「タッチリー」「十字花織」「喜屋武八枚」「喜屋武六枚」「南風原ロートン」「絽織」を含む)
2・裏に遊び糸が出る「クヮンクヮン花織」
3・平織組織の経糸をすくい、紋糸を差し挟みながら模様を織り出す「チップガサー」
4・色糸で立体感を出すなどした「斜文織」
この他にも多様な呼び名の付いた織り技法があります。
独特の呼び名は沖縄の言葉に由来します。
「タッチリー」とは、経絣模様が断ち切れたように見えることから、「チップガサー」は、沖縄の言葉で「穴をあける」の意味があり、「クヮンクヮン花織」は、獅子舞が毛を揺らして踊る様子を「シーシクヮンクヮン」と表現することから、布裏に出た遊び毛を獅子舞の毛に見立てた呼び名です。
それぞれ南風原花織の特徴をよく言い当てており、ユニークです。
糸染めには、琉球藍、福木、グール、テカチ(車輪梅)などの植物染料のほか、化学染料も用いています。
南風原花織の歴史は古く、明治時代から花織の技術を母から娘へ伝承してきたといわれています。1914年(大正3年)には、南風原村立女子補修学校が設立され、多くの生徒が花織の技術を習得し、先祖からの伝承と融合して独自の技術に発展。村内に3つの工場が建設されると、絣、壁上布とともに花織が織られて盛況となりました。しかし沖縄戦で南風原は激しい戦場となり、壊滅的な打撃を受けました。
戦後、生き残った生産者は記憶をたどり、復興を目指して、絣織物とともにずっと花織が織られ続けてきました。今も時代のニーズに応じて改良されながら織り続けられています。
南風原花織には、着物と帯地があり、夏用もあります。柄に立体感があり華やかな印象なので、カジュアルにもエレガントにも着こなせます。南風原花織の名古屋帯は、紬や織物などの着物によく似合います。パーティ、食事会、お出かけや観劇など、おしゃれに見せたい時、個性的に装いたい場所などに最適です。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで南風原花織を取り扱っております。
ご予算やお好みに応じたご提案をいたします。
また、イメージに合った南風原花織の作品をお探ししてご提案することも可能です。
お気に入りの特別なお求め品となるよう、一生懸命にご対応させて頂きます。
南風原花織の商品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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