商品番号:1556529
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
沖縄本島南部、南風原の地に伝わる織の技。
その繊細な手仕事には、島の光や風、そして人々の暮らしの記憶が織り込まれています。
花織ならではの浮き織文様がやさしく佇み、
控えめでありながら凛とした品格を放つひと品。
涼やかな光に溶け込むようなその風合いに、織の奥深さと時の静けさが宿ります。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかに織りなされた、錆青磁色の帯地。
意匠には幾何文様の花織が浮かび上がります。
多彩な糸が使われながらも全体は非常に穏やかで、
細部の色遣いが織りの奥行きを際立たせています。
静謐な色に、手仕事の温もり。
南風原の花が織りなす、貴方に寄り添う一本です。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約3.65m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お稽古、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。