商品番号:1526720
(税込)
【仕入担当 竹中より】
美しい海、美しい街並み…美(ちゅ)ら彩。
本場琉球南風原花織九寸名古屋帯の魅力溢れるその面持ちを
ぜひお手元でご堪能くださいませ。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がりとして仕入れましたが
着用跡もほとんど目立たずおおむね美品として
お届けできる一条です
【お色柄】
絣のように、経緯が一本ずつ交互に織り合わせれる織物を平織といいますが
2本、3本と糸をとばし変化をつけた織物を、沖縄ではそれを「花織」と呼ばれています。
南風原花織は、多様な色彩の花糸を使った立体感のある浮き柄が魅力でございます。
複雑な技法によって織り上げられる花織は、かつては琉球王朝の御用布とされており
祭礼時以外には庶民が着用することを禁じていたほど、非常に手が込んだ贅沢な織物でした。
南風原(はえばる)、読谷山(よみたんざん)、与那国(よなぐに)…
15世紀頃に南方から伝えられたと言われる花織は沖縄各地に存在致します。
首里の王朝に近い南風原の土地。
一説では、首里近くの南風原で織りあげられたものこそが
本当の王朝の着物であると言われることもございます。
今回ご紹介いたしますのは、大城和子氏謹製のひと品。
南国の自然を思わせるナチュラルな色彩で織り上げた作品です。
フシ糸の表情が味わい深い白鼠の帯地
お柄には花織と絣を組み合わせた琉球伝承の幾何学模様を表して。
民芸味を感じさせつつも、おしゃれな意匠に仕上げられました。
南国の織物らしい独特の表情はそのままに…
現代の街並みにしっくりと馴染む、洗練された後姿を魅せてくれることでしょう。
お目に留まりましたら、どうぞこの機会にご検討くださいませ。
お見逃しのなきようお願いいたします!
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約3.67m
柄付け:お太鼓柄
沖縄県織物検査済証紙付き
◆最適な着用時期 袷の季節(9月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、お食事会、女子会、観劇、芸術鑑賞、コンサートなど
◆あわせる着物 小紋、紬、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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