【本場琉球南風原花織】 特選手織花織紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「祝賀」 伝統的なデザイン 花織で織り描く琉球の風土 身丈155　裄65

【　仕入れ担当　渡辺より　】

シンプルに織りの風情をお楽しみいただきたい、
本場琉球南風原花織紬のご紹介です。

落ち着いた彩りをベースに紅白の彩りの花織による
伝統的なお柄が織り上げられており、流行り廃りなく、
帯合わせで印象が変わりますので末永く
カジュアルシーンに重宝いただけることでしょう。


【　お色柄　】
肌に心地よい、ハリのある墨黒の紬地に、
落ち着いた彩りの格子に、紅白の彩りの
花織によるジンタマ（銭玉）とカジマヤー（風車）の
浮き紋様がリズミカルにあしらわれております。

シンプルながら、奥行きある表情が大変魅力的。
すっきりとした幾何学のデザインで、南国の織物らしい
独特の表情はそのままに、現代の街並みにしっくりとなじむ
表情に仕上がっております。


【　商品の状態　】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。

【　南風原花織について　】
経済大臣指定伝統的工芸品指定（2017年1月26日指定）
沖縄県伝統工芸品（1998年認定）　
　

沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど（多いものは10枚）もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。