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小物アップデートで長く着る 「3兄弟母、時々きもの」vol.10

小物アップデートで長く着る 「3兄弟母、時々きもの」vol.10

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今回は、若い時に手に入れた着物をせっかくなら長く使うための提案です。自分の見た目だけでなく出席する場の目的に合わせて少しずつ小物をアップデートしていけると、大切な着物を長く活用していけそうですね!

桃にまつわる歴史のお話

桃の節句が近づいてきた今、あらためて「桃」についてのお話しを。桃太郎はどうして桃太郎なのか…?!知っているようで知らないその意味を、自らを”日本史オタク”と称するtomekkoさんがイラストつきで解説します!

きものとをご覧のみなさん、こんにちは。

いよいよ3月。春の日差しと生き物や植物のみずみずしい息吹を感じる一方…凄まじい花粉にも悩まされているtomekkoです。

さて、以前訪問着ってひとつ持っておくと長く使えて便利だよーというお話を、この連載でさせていただきました。

訪問着って、作った方がいいの? 「3兄弟母、ときどき着物」vol.3

「訪問着って、作った方がいいの?」ママ友からのこんな質問に思わず前のめりになった とめっこさん。着物ビギナーさんが一度は抱く疑問に、ママ目線でのアンサーを綴っていただきました。コミックエッセイ第三弾、どうぞお楽しみください!

私も昨年は次男の七五三で久しぶりに袖を通し、いろいろ(いろいろ)若い時との変化を感じましたが…

今回は、若い時に手に入れた着物をせっかくなら長く使うための提案です!

七五三で訪問着一式を実家から送ってもらい、箱を開いて気付いたのが、小物問題。

箱を開いて気付いたのが、小物の問題

20代で訪問着を作ってもらっていた私は、色が合うからという理由で振袖用の小物と併用していたり、着物の色味の中で一番華やかな色に合わせた小物を揃えていたんです。

うん、若い…!!

四十路が着るにはちょっと無理がある…

誤解のないように言っておきたいのは、決して40代が明るい色、華やかな色を着てはいけない、似合わないということではないんです。

祝いの席なら華やか大歓迎

着物と帯、という一番面積を使う部分はそう気軽に取り替えられないので、場や見た目に合った色みで印象を変えられるといいですよね。

30代は、友人や親族の結婚式の時に使う場面が多かったので、そのまま若々しく華やかな小物が使えました。

今は年齢というよりは、親となって子どもが主役のハレの日を見守る立場になったので、できれば落ち着いた色味の小物で引き締めたいと思うようになりました。

帯揚げと帯締めのセットを買い替え

そこで着物を取り出して、じっくり観察。

その中で一番落ち着いた色味を探して、今回はネットで帯揚げと帯締めのセットを買い替えました。

ネットショッピングの良さは、呉服屋さんに着物を持ち込んで相談するような時間や手間が取れない時に、家で着物と見比べながら買うことができる点です。

今回は室内での式でほとんど使う場面がないため買い替えはしませんでしたが、バッグや草履も、もう劣化したりかわいらしすぎたりしたのでそろそろ買い替えたいです。

他の小物よりも消耗が激しいものなので、久々に使う時には年齢に関わらず早めにチェックして見たほうがよさそう。

小物をちょっと変えるだけでこんなに印象が違う

小物をちょっと変えるだけでこんなに印象が違うんです。

自分の見た目だけでなく出席する場の目的に合わせて少しずつ小物をアップデートしていけると、大切な着物を長く活用していけそうですね!

この春卒園、卒業を迎えられるお子さん、本当におめでとうございます。
そして親としても節目ですね。ご家族のみなさまもおめでとうございます。

新生活を迎える方たちが、素敵な春を過ごされますように。

そして、昨年6月からここまで「3兄弟母、時々きもの」をお読みいただきありがとうございました。

4月からは気持ちも新たに、着物のよさを伝え、日本の歴史や文化に興味を持っていただけるようなコラムに進化していけたらと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします!

卒園式・卒業式・入学式はぜひ和装で!ママの着物・訪問着選びで気をつけるべき3つのポイント

卒園式・卒業式・入学式に着物で出席するのは少しハードルが高いと感じている人も多いのではないでしょうか?普段着慣れない和装のため、どうやって着物を選べば良いか迷ってしまいますよね。そこで今回は、今回は卒園式・卒業式・入学式の着物の選びのポイントをご紹介します。

母きもの!

これまで入園式3回、卒園式3回、入学式7回、卒業式4回、合計17回を母としてきもので出た過去の経験上、「きものを着なきゃよかった」というママ友には会ったことがありません。こういうときだからこそ、おめでとう、という気持ちを込めて、きものをまとってほしいなと思います。

京都きもの市場 訪問着一覧

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