商品番号:1562218
(税込)
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【 仕入れ担当 竹中より 】
独創性あふれる豊かな感性でものづくりをされる
【 くるま満屋工房 】より。
熟練の織技にて織り上げられた小千谷紬。
昔ながらの伝統的技法を頑ななまでに守り抜き
織り上げられた
表情豊かな玉駒による上布のご紹介でございます。
玉駒」は、小千谷の製織技術を活かした夏向けの単衣着物で
駒糸と紬糸を交互に織り込んだ軽やかな地風が特徴です。
松煙染で染め上げられた糸を用いた夏紬で、
ご年齢関係なく、はやりすたりなく
長くお使いいただけるシンプルなデザイン。
【 商品の状態 】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
使用感もさほどない
おおむね美品です
【 お色柄 】
空蝉の羽のようにおだやかな透け感と
ほどよくフシ感のある白グレーの地に
先染糸にて白の縞模様が織り出され
その内には藤や薄水色の矢羽根や雫紋が
重ねて織りだされております。
一枚お持ちになれば、帯で、小物で表情を変え、
キモノスタイルをお楽しみいただけるお品です。
【 越後おぐに くる満屋(くるまや)工房について 】
1971年(昭和46年)設立
新潟県長岡市小国町にある織元・高三織物の
ブランド商標。
高三織物は戦前は製糸業を営んでいたが、
戦時中に製糸用の機械を没収され、その後
三代目が地場産業であった繭の買い継商を経て
現在の前身である高三織物工場を立ち上げ
小千谷紬、小千谷縮の生産を開始。
現在も伝統的工芸品小千谷紬の技術を継承し
天然素材で作り上げた諸紙布や柿渋糸染め、
柿泥製品なども手掛けている。
登録商標
柿泥(かきどろ)
本松煙(ほんしょうえん)
紫まい織(ぜんまいおり)
透かし俵(すかしだわら)
柿泥地丹(かきどろちたん)
くる満屋(くるまや)
きぬ街道(きぬかいどう)
【 柿渋染について 】
柿渋は赤褐色で半透明の液体。
青柿の搾り汁を発酵・熟成させることで染色液を作る。
染に至るまでの期間は実に2年。
化学染色のように日焼けで色が薄れていくのとは逆に、
色素成分である柿タンニンは年月を経るごとに
縮合重合するために、経年し、使い込む程
色味が強く変化する。
・堅牢度(洗濯や摩擦などによって、どの程度
色落ちや色移りしてしまうかの度合い)が高く
色移りや色落ちの心配が少ない
・防虫・防臭・防水効果がある
布を染める用途の他に漁師の網、番傘、
木材用塗料、漢方薬などに使われてきた。
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
表裏:絹100% ※衿裏:絽地 縫製:手縫い
居敷あて あり 背伏せあり
身丈(背より) | 153.5cm (適応身長158.5cm~148.5cm) (4尺0寸5分) |
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裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 33.3cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 25.3cm(6寸7分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34.8cm(9寸2分) 袖丈51.1cm(1尺3寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏物の洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯、上布、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。