商品番号:1545842
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
清雅なる夏の極上袋帯。
京の名門帯匠「丹波屋」…
あくまでも「手織り」にこだわって、製織された逸品袋帯にご紹介です。
職人さんのこだわりが詰まった工芸帯地。
室町でも一流どころの問屋さんでなければ入荷できません。
ほぼお見かけすることもない希少品です。
熟練した西陣の匠だからこそできる創作時の勘やお締めになる方への思いやりが、
糸の一本一本の締め加減にあらわれ、「最高の締めやすさ」を約束してくれます。
なんとこの度、夏帯が奇跡的に入荷しました。
京都きもの市場でもご紹介はこれが2度目。
本当に希少な作品でございます。
御仕立て上がりならではのお値打ち価格でお届け致します!
どうぞお見逃しなく!
【 色柄 】
目にした瞬間に…
ひんやりと感じるほどの、清涼感。
上品な青藤色の紗の清涼感あふれる帯地は、
やさしい透け感ながらも、しっかりとした織り口。
意匠には、高雅な正倉院葡萄唐草模様を織りなしました。
贅沢に使われた金銀糸が上品な印象を与える逸品です。
風趣な意匠が、風情溢れる夏姿を伝えてくれる仕上がりでございます。
ひんやりとした空気感を忍ばせた、上質なセンスを感じさせる夏袋帯。
なんとも爽やかな、透明感に満ち満ちた夏の和姿。
古典でありながらも現代の趣向に合った意匠とこだわり深いお色の表情は、
きっと満足して頂ける事と思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 おび弘について 】
上質な素材と丹念な手仕事による
個性豊かな帯づくりで定評ある西陣の名門機屋。
琵琶湖の西北、織物に最も適した湿度を保つ
山門湿原の森に1965年に工場を建設しました。
それから伝現在に至るまで50有余年。
15機の手機と締め込み用の手機1機を有し、
複雑な袋帯数種、名古屋帯、大相撲の締め込み等、多動の織物を手掛け、
伝統技術の後継に積極的に取り組まれております。
有名なエピソードとしてはその昔、
あのダイアナ妃来日の折、帯を献上されたこともある名門でございます。
【 帯匠 丹波屋について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.401
1750年代(宝暦年間)創業
1972年(昭和47年)設立
歴代の店主は「丹波屋甚兵衛」を名乗っている。
18世紀半ば、初代丹波屋甚兵衛が丹波国
(現在の京都府中部)から京都・西陣の地に
移り住み、織屋を創業。
創業当時はおもに禁裏御用達の朱子、
厚板などを空引機で製織していたが、明治時代初期、
六代目丹波屋甚兵衛の時代にフランス・リヨンから
伝来したジャガード織機を活用、紋織物の技法で
唐織などの製織を開始した。
1900年生まれの八代目・丹波屋甚兵衛(治之助)が
龍村美術織物研究所にて織物にまつわる様々な
知識を習得。
変わり調子の袋帯と名古屋帯の製織など、
現在の丹波屋の織物の基礎を築く。
九代目丹波屋甚兵衛(茂勇)は図案家の
徳田義三氏に師事、あくまで手織りにこだわり、正倉院、
名物裂、能衣装などの日本古来の文様はもとより、
コプト、インカ、ヨーロッパ、東南アジアなど、
世界各地の伝統的な染織品から受けた影響を
織りこんだ、丹波屋オリジナルの図案を次々と創出。
今に至るまで先人がこれまで築いてきた歴史と伝統を
尊重しながらも、それに押し流されることなく、
移り変わる時代の中で感性を磨き続ける道を選び、
手織によるものづくりを続けている。
絹100%
長さ約4.45m
柄付:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 5月下旬~10月上旬の単衣・夏
◆店長おすすめ着用年齢 30代~
◆着用シーン 式典、パーティー、レセプション、芸術鑑賞、など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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