【初代 由水十久】
特選塩瀬染九寸名古屋帯
【仕・中古美品】
「能・江口」
※待望の初代のお品が入荷!
≪一期一会…奇跡の出会い。≫ 

商品番号:1561322

¥198,000

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【仕入担当 竹中より】

奇跡の超逸品。
お目にかかれるだけでも貴重、
それをさらにこのような価格で販売させていただけること、
本当に稀有な機会かと存じます。

ご存知、初代・由水十久氏のお品、
塩瀬九寸名古屋帯の傑作品が入荷いたしました。
まさに一期一会の機会、どうかお見逃しなくお願いいたします。

もうお亡くなりになられておりますから、
初代の作品がこういった販売ルートにのること自体、殆どありません。
美術的価値ある作品でございますので、鑑賞品としても。
…本当に幻のようなお品。その価値は、計り知れません。
まずはどうぞじっくりと、その世界観を堪能くださいませ。

【商品の状態】
リサイクル仕立あがり品として仕入れましたが
締め跡もほとんどめだたないおおむね美品です


【お色柄】


初代・由水十久氏。
加賀友禅の特集には必ずと言って良いほど、
お名前と作品が紹介される、最も有名な作家のおひとりです。
十久氏は、幼い頃より、日本画を能くし、
日本国内はもちろん、海外でも個展を開くなど、
その才能を惜しむことなく発表されておられました。

「あくまでも着る人が主役」というこだわり。
写実的な草花模様が中心の加賀友禅の中で、異色の人物画を好み、
特に童に対する思い入れには独自の世界観が感じられます。
十久氏の描く童は、一体で数百万円の価値が有ると言われます。
とりわけ没後は、その価値はもとより、
作品自体をお見受けすることもほとんどございません。
本当に、それほど貴重なものなのです。

ご覧いただけますでしょうか。
しっかりと四角に「十久」の落款がございます。
この四角が六角形ですと、現在の二代目・由水十久氏の落款となります。
きっと画面上からでも、
その奥行きある人物描写を感じていただけることと存じます。

描かれたのは能の演目「江口」を
モチーフにした意匠


付け下げ、色無地 お召し 織きものなど
など幅広いコーディネートにご活用くださいませ。
非常に手の込んだ、世界に一本にしかない独特な風合い…
どうぞこの出会いをお見逃しないよう、素敵にご愛用下さいませ!

情感豊かに…
心の底までをも奥深く見透かすような、時空を超越した気品。
研ぎ澄まされた感性、精緻な筆描きは由水氏ならではのものでございます。
衣服の質感までもを描ききる由水十久氏ならではの精緻な筆使い。
研ぎ澄まされた空間性を感じさせて…
見るものすべてを幽玄の瞬間へいざなうかのよう。
まず他にはない、まさに唯一無二の大作。
決して過言ではございません。

その完成度たるや、
本当に贅を凝らして仕立てられた逸品と感じていただけることと存じます。
子々孫々に受け継いでゆくべき一枚でございます。
もう二度と作られることのない美術品でございますので…
本当に大事にしていただける本物志向の方に、
大切にお届けさせていただきます。

【江口】
能 江口とは下記のような演目となります。
ある旅の僧が、遊女「江口の君」の旧跡にたたずんで、一夜の宿りを断られた時に詠まれた西行の歌を口ずさむ。
「世の中を厭ふまでこそかたからめ仮の宿りを惜しむ君かな」
すると、女の霊が現れて、
「世を厭ふ人とし聞けば仮の宿に心とむなと思ふばかりぞ」
(あなたが出家されている身であればこそ、このような遊女の宿にあえてお泊めしなかったのです。)
・・・と語り消えてゆく。
そして三人の遊女たちの秋の月光の中での華やかな船遊びの場面になる。
ふたたび僧の前に姿を現した江口の君の霊は、釈尊の教え、無常を説き、
執着(=「心とむる」)を離れれば心は自在を得ると言い、
最後にその姿は普賢菩薩となり、光と共に西の空へと消えてゆく・・・。
その場面場面が本当に染め描いたようにあらわされ幽玄なムードとともに
こだわりの1本としていただけそうです。


【 初代 由水十久について 】
加賀友禅作家
本名:由水徳男

加賀友禅の特集には必ずと言って良いほど
名前と作品が紹介される昭和を代表する加賀友禅作家。
幼少より日本画を能くし、日本国内はもちろん
海外でも個展を開くなど才能を発揮。
写実的な草花模様が中心の加賀友禅の中で、
模様としては最も扱いにくい題材とされる人物画を好み
能・歌舞伎・郷土芸能・あるいは古典文学などを題材に、
着物だけにとどまらず、染色による大画面の壁画装飾や
額装、軸などにも意欲的に取り組みその才能を発揮した。

1913年 石川県金沢市生まれ
1927年に京都に出て、紺谷静蕉のもとで
10年以上友禅染めの修行を行い1938年に独立。
1947年には、創作活動の場を故郷の金沢に移し、
金沢に戻った後も精力的に活動を続ける。
1966年ごろには、東京、大阪、金沢、仙台など
日本各地で個展を開催。
1975年には「加賀友禅由水十久作品集」を出版した。
1977年には伝統工芸士、1978年には石川県の
指定無形文化財加賀友禅技術保持者に認定される。
十久が好んで作品のモチーフに用いた
童子(小さい子供)の柄『うなゐ』が有名である。


【 経歴 】
1913年 金沢市加賀大野港(現在は金沢港)に生まれる
1927年 京都に出て紺谷静蕉の門に入り友禅染めの修行をはじめる
1938年 京都にて独立
1947年 故郷金沢に帰り仕事をはじめる
1966年 日本各地で個展を開催
   (東京・大阪・神戸・金沢・仙台・高松など)
1973年 加賀染振興協会理事となる
1975年 「加賀友禅 由水十久 作品集」を出版
1977年 伝統工芸士に認定される
1978年 石川県指定無形文化財加賀友禅技術保存会会員に認定される
    染め絵集「うなゐ」豪華本を出版
1982年 アメリカシアトル市より招待を受け、
    シアトル市文化ホールにて個展を開催
    染絵集「夢幻泡泛」を出版
1983年 第6回「石川テレビ賞」を受賞
1984年 ユニセフ1984年版「ユニセフ・グリーティングカード」の
    デザインに、染絵集「うなゐ」より2点の作品が採用される
   「続由水十久 作品集」が出版される
1988年 7月10日死去 享年74歳
    7月15日「第8回 伝統文化ポーラ大賞」を受賞する

竹中 浩一

バイヤー
竹中 浩一

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日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

■お仕立て上がり・中古美品
絹100%
長さ約3.59m
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません 
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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