商品番号:1560594
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
西陣の名門となみ織物による、
粋な古典意匠を織りなした創作袋帯のご紹介です。
御仕立て上がりならではのお値打ち価格でございますので、
お目に留まりましたら是非お見逃しなく
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
となみ織物の創業は、嘉永三年(1850年)。
始祖 仙福屋宗介の銘をつけたこだわりの袋帯です。
しなやかで密な織りに雅な意匠が広がる、
となみ織物の袋帯でございます。変わり市松間道に
光悦垣に露を宿した笹葉、紅葉が彩る橋、秋草の蔦葉、
そして吉祥を象徴する万寿菊を組み合わせ、
四季の移ろいをひとつの帯に閉じ込めたような表現が見事です。
上品な灰みを帯びた地に、金糸がさりげなく織り込まれ、
華やぎと格調を添えています。
柄ごとに表情の異なる四季草花の意匠は、
合わせる着物によって落ち着いた印象にも晴れやかな雰囲気にも映り、
多彩な装いをお楽しみいただけます。
訪問着や附下、色無地などのフォーマルな場面はもちろん、
やわらかな小紋にも合わせやすく、観劇やお祝いの場にふさわしい一本です。
職人の高度な技が凝縮された織りの妙と、
となみならではの品格ある彩りをご堪能くださいませ。
【 となみ織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.452
1919年(大正8年)創業
嘉永3年(1850年)、初代礪波宗介が富山県砺波より
組紐師として入洛し創業。後、京都御所の御用となり、
組紐屋から織物へ発展、現在では西陣有数の
帯メーカーのひとつとなった。
日本の伝統産業を担うものとしての責任と誇りを持ち、
時代の新しい美しさを追求したモノづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋帯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、食事会など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。