商品番号:1560525
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
この風情、この質感…
珍しい意匠のお品をお探しの方に!
西陣の小機屋、りょうこうより…
お着物上級者向けの味わい深い
すくい織紬八寸名古屋帯のご紹介です!
お洒落なお柄を仕入れて参りました!
お値段も期間限定で頑張らせていただきましたので
お目に留まりましたら是非ぞうぞ!!
【 商品の状態 】
着用済みのお品として仕入れてまいりましたため
締め跡やたたみジワがございます。
また画像のような淡い灰汁がございます。
(矢印の長さは1cmです)
リサイクル品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
さらりとした張りのある地風に、
ところどころ節の凹凸が趣を添える帯地。
その豊かな風合いの上に、格調高き唐花文様が、
すくい織ならではの繊細かつ丁寧な織技で表現されております。
柔らかな生成りの地に映える、
紅・紺鼠・橙・藤紫・藍媚茶などの多彩な彩りが、
花弁一つひとつに豊かな表情を与え、
古典の品格とモダンなセンスを兼ね備えた佇まいに。
伸びやかに広がる唐花は、
装いに華やぎを添えつつも落ち着きを忘れない、
まろやかな存在感を放ちます。
小紋や紬と合わせれば洒落感あふれる日常のお出かけに、
無地や訪問着に添えれば端正な印象を引き立てる一本。
軽やかで締めやすい八寸帯だからこそ、
さまざまな場面に活躍することでしょう。
センス溢れる意匠と、手仕事の温もりが息づく西陣織の逸品を、
ぜひお手元にお迎えくださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹:100% 長さ3.55m
証紙677 りょうこう謹製
※メモリヤン加工済のタグが縫い付けられています。
※フシ糸の凹凸、組織の変化などございますが、素材の風合いであって
難ではございません。その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まり、お茶会など
◆あわせるお着物 色無地、、小紋、紬など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。