商品番号:1549615
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
連綿と続く、西陣の歴史と伝統。
西陣の蔵より、大正・昭和の生地見本帳がみつかりました。
それを現代に復刻した、西陣縞御召(おめし)をご紹介いたします。
御召のはじまりとも言われる縞御召。
数ある縞のおきものの中でも、最も格調高いものになります。
徳川11代将軍家斉のお召しものにその名の由来をもつ御召の中でも、
縞御召は特に好まれ続けてまいりました。
昭和・大正時代には、まさに良家の子女のものだった御召。
生地見本には当時のお値段も一緒に載っておりましたが、今のお値段に直しますと、一般家庭の月給以上だとのこと。
間違いのない品質に、何故か新鮮に感じられる独特の色彩をお楽しみ下さい。
【 お色柄 】
御召は、左右の強い撚りをかけた緯糸(よこいと)で織り上げた織物です。
お持ちの方はご存知かと思いますが、独特のコシとシャリ感は、
やわらかものよりハリがあり紬よりはずっとやわらかな、本当に着心地の良いもの。
実際おきものをお召しになる機会の多い問屋さんの方が、よくご愛用のようです。
風情ある芥子色と赤色の縞模様を織り上げました。
調和するお色の妙が、なんとも印象的なひと品です。
お体のラインがでにくく、お裾さばきの良い御召。
しゃれ袋帯をあわせて少しきちんとしたお集まりにも格がございますし、
名古屋帯はもちろんのこと、しゃれた半巾で小粋にきめるのも素敵です。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
絹100%
長さ約12.1m 内巾36cm(裄最長約68cm 肩巾袖巾34㎝)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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