商品番号:1559604
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
織のお着物通ならばご存知、越後六日町・林宗平氏の
『林宗平工房』より、極上のシボ感をご堪能いただける
特選本塩沢着物のご紹介でございます!
このお色柄、中々ご紹介はかないません!
お仕立て上がりございますので本当にお値打ち!
このシボ感は林さんの工房でしか味わえません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
シボの陰影美しい本塩沢。
独特な肌触りのやわらかな地。
シックな藍色を基調に
卵色の縞模様が一面に織り描きだされております。
流行すたりなく、帯によって表情の変わるお品。
シンプルなデザインだからこそ、一枚持っておかれると
重宝していただけるかと存じ上げます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 林宗平工房について 】
雪深い越後の里・塩沢の産地である魚沼郡六日町にて、
越後上布、塩沢紬、本塩沢を製織する、三代つづく名門の工房でございます。
先代の日本工芸会会員の林宗平氏といえば、その作品が美術館に所蔵されるほど。
長年、越後で品質の良い草木染の紬や、重要無形文化財である
越後上布などを作り続けられており、経糸、緯糸も草木染めの
手つむぎの真綿糸を使い手織りで丹念に織り上げられた
『越後古代紬』は、越後上布の織手として有名な林宗平氏が始められた、
代表的な紬でございます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当てあり・背伏せあり
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 5月後半~6月、9月~10月前半の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。