枯れ色の醸し出す奥深い風合い…
粋な雰囲気の意匠を表現した柿渋染 正絹紬訪問着をご紹介いたします。
本品は上州赤城山麓でとれる、乾繭する以前の繭『生繭』を原料とし
あえて原始的な手法の、 手座繰りの1本引きにする糸を精錬せずに
蚕の作った自然のままに用い、 これに草木染めを施して、
熟練した技法で織布した本格的な紬です。
しっかりとしているのにやわらかな地風は、
着れば着るほどに肌になじむ、年代を重ねてこそ味わい豊か…。
その織物を染め上げた紬地は淡い銀鼠から
白茶への裾暈し。
お柄には手加工の友禅にて
枝を張る椿の花枝のもと
戯れるかわいいわらべたちの意匠を描きあげました。
その表情、繊細なきものの柄表現は確かな染技あってのもの。
染色もしっかりと裏まで通った手挿しのきれいな仕上がりと、
糊糸目の輪郭もやわらかく、丁寧な手加工をご実感いただけることでしょう。
趣きあるお洒落心をご堪能いただきたい作品!
単衣としてお召しいただいても、素敵です。
独自の風合いや色彩、意匠を存分にお楽しみくださいませ!
どうぞお見逃しのないよう、お願いいたします。
絹100%
たち切り身丈177cm 内巾37cm(裄70cm)
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)単6月9月
◆店長おすすめ着用年齢 30-
◆着用シーン 観劇 食事会 美術館 デート コンサート 趣味のあつまり
◆あわせる帯 おしゃれ袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解地入れ5,500円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)