商品番号:1556406
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
昨今人気が高まっている八重山上布から、
スッキリと爽やかな九寸帯のご紹介です。
八重山の青空と澄み渡る海を織り込んだような…
上布ならでの透け感と藍の深いグラデーションが、
夏の装いに幻想的な余韻を添えます。
人気と価格の高騰により、
未仕立てのご紹介が減ってきている中、
藍をベースとした抜群の良色柄を厳選仕入れしてまいりました!
上布や小千谷縮などの自然素材をはじめ、
夏大島などの織物全般に合わせていただけますし、
民芸調になり過ぎず、幅広いコーディネートをお楽しみいただけます。
自信をもっておすすめしたい渾身の仕入れ品です!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ハリ感のある麻地は、
澄み切った藍と素材そのままの生成りのグラデーションで織り上げて。
単色でない織ならではの面持ちは、涼やかさと柔らかな表情を醸し出します。
お柄は片側を段違いの経絣を、
もう片側は細やかな縞模様で織分けております。
草木染め特有の杢感が立体的な陰影を演出し、
麻糸の素朴な白と藍染めの深青が重なり合い、生まれる微細な表情。
夏の強い光を透かすたびに、まるで海面のように揺れ動きます。
夏らしい清涼感を引き立て
涼を意識する場に確かな美意識を添えてくれる逸品です。
【 八重山上布について 】
文部科学大臣指定重要無形文化財(2024年7月19日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1989年4月11日指定)
沖縄県指定伝統工芸品(1974年6月11日指定)
沖縄県指定無形文化財(1978年指定)
沖縄県八重山郡周辺で作られている織物。
苧麻(ちょま/からむし)の手紡ぎ糸を使って織られ、
古くは琉球王朝時代に貢布としても利用された。
沖縄地方の織り物の中で唯一「刷込捺染技法」
を用いて作られる織物。
八重山の自然から得られるヤマイモ科の「紅露」(クール)
などの草木を主染料に、苧麻から作られる繊維を染めあげ
織り上げる。織り上げられた後、八重山地方の強い
日差しのもとで日晒しを行うことで色合いに深みをもたせ、
さらに海水につけることで地色が白く晒され絣模様がより
鮮やかになる。
苧麻から1反の着尺を織るための糸づくりには経糸約50日、
緯糸約40日程度かかる。非常に根気のいる作業であるため、
近年ではラミー糸(手紡ぎではない苧麻の糸)を経糸に
使用したものも増加している。
芋麻100%(経糸:芋麻、緯糸:手績み芋麻)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを3.9mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆あわせるお着物 上布、織のお着物、小紋など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
※帯地の特性上、手縫い仕立てのみとさせて頂きます。
また撥水加工はおすすめしておりません。
★名古屋仕立て(税込13,750円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込17,050円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込17,050円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態ですが、
裏地は付けないことをおすすめ致します。