【日本工芸会正会員 新里玲子】
傑作重要無形文化財宮古上布
≪御仕立て上がり・中古美品≫
「茶地ヤシラミ」
超希少!ヤシラミの宮古上布!?
無限の可能性を秘めた逸品上布!
身丈163 裄68

商品番号:1558574

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【 仕入れ担当 渡辺より 】

沖縄本島から南西へおよそ300キロ。
宮古島の地に根づく、
約600年もの歴史を誇り、わずかな作り手によって守り継がれる宮古上布。
その作品一つひとつに島の自然と人の技が宿っています。

柔らかな陽射し、風が通り抜ける島で生まれた織の宝物…
目を閉じると島中に響くほど、大きな砧の音が聞こえてくるようです。

この度は、そんな宮古上布の中でも
大変珍しい作品に出会うことができました。
日本工芸会正会員【 新里玲子 】氏による、
ヤシラミの宮古上布をご紹介いたします。

宮古上布といえば真っ先に名の挙がる作家さんの一品。
経糸緯糸ともに手績み芋麻を100%用いた、紛れもない逸品。
お探しの方に、自信と責任を持っておすすめいたします。

無地調のため自然布の帯、琉球染織の帯、
西陣の帯、染帯などなど
帯合わせは無限大に広がります。
それはシンプルな無地ではなく
織表現による奥行きある表情ゆえ
お着物からもしっかりと力が感じられるのです。

このような作品に出会えることは滅多とないでしょう。
大手中古問屋さんにて特別に買い付けた一品です。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


【 お色柄 】
よく「おおらかな」と称される、新里玲子さんの作品。
いわゆる宮古のカーボン紙のような薄さというよりは、
手績みの味わい豊かな糸使いが特徴です。

さらり、なんともいえない風合いの麻地に…
シンプルながら自然な美しさを感じさせるデザイン。
穏やかな薄煤竹色と薄亜麻色の2色の糸により
繊細な網代模様が一面に織りなされております。

夏の上布、これ以上のものはございません。
まさに究極のお品と言えましょう。

自然の恵みと人の手の努力によって生まれた美しい布、宮古上布。
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます!

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 新里玲子について 】
染織工芸作家(宮古上布)
日本工芸会正会員
沖展会員
国定重要無形文化財・宮古上布保持団体代表

那覇の短大を卒業後、南西航空のスチュワーデス
(現在のCA)として3年間勤務後、1972年3月より
当時最高の紺絣の宮古上布技術者、下地恵康
(しもじけいこう)の工房に入る。

1975年に紺上布の世界を離れて独立。
従来の伝統的な紺上布をベースに独自の色使いの
明るい色絣の宮古上布を製織している。


【 宮古上布について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
文部科学大臣指定重要無形文化財(1978年4月26日指定)
2003年には宮古上布の原料となる苧麻糸の製造技術である
「苧麻糸手績み」が国の選定保存技術に選定された。

沖縄県宮古島市の宮古島で生産される、イラクサ科の
多年草である苧麻(ちょま:標準和名はカラムシ)の
茎の表皮の繊維から作った糸を主原料とする麻織物。
手績みの苧麻糸を経緯に用い、高機で製織される。

風当たりのない陽当たりの良い場所に植え、
有機肥料のみを与えて育てた苧麻を茎の根元からから刈り、
表皮を剥いで表皮の裏側にアワビの貝殻(ミミ貝)を
当ててしごいて繊維のみを採取。
採取した苧麻の繊維(生ブー)を指や爪で細く裂き、
結び目をつくらずに指先で撚りつなぐ手績みによって
経緯の糸を得る。
経糸は2本撚り、緯糸は1本撚りでそれぞれ専門化されており、
撚りつないだ糸は10算(ヨミ)くらいになると(長さにして
6000m)糸車で撚りかけをして仕上げる。
着尺1反分に必要となる糸は50算で、経、緯それぞれ
専門の績み手が1人で績むと半年を要する。

「東の越後、西の宮古」と呼ばれ、日本を代表する
上布である。

宮古上布の発祥は苧麻の原料に染色を施し、長さ11.4m、
幅40cm、19ヨミの綾錆布と呼ばれる細目布で大名縞の
紺細上布であった。
後に、この麻織物と同じ技術で織り上げた織物を
宮古上布と呼び、以後二十数年間琉球王府へ献上された。

大正時代には高機等の大島紬の技術も導入され、
この時代に宮古上布は歴代で最高の技術を誇る。
その生産が第二次世界大戦により一時中断されたものの、
1948年には再開。戦後の生産量は1952年の2064反をピークに
減少を続け、2002年には10反にまで落ちこんだが、2006年には
約20反まで回復した。
現在の宮古上布は年間生産反数約20反で組合員は92名(H21年9月時点)
2000年に宮古織物事業協同組合が新規格を設け、これまでの
十字絣紺上布だけでなく草木染や太い苧麻糸を使った帯地なども
宮古上布に加え、組合において検査を実施し検査証の添付を行っている。

渡辺 健太

バイヤー
渡辺 健太

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日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材

表:手績み芋麻:100%、裏:麻100%
縫製:手縫い
※麻居敷当て付き

- サイズ

身丈(背より)163cm (適応身長168cm~158cm)
(4尺3寸0分)
裄丈68cm(1尺8寸0分)
袖巾34.5cm(0尺9寸1分)
袖丈53cm(1尺4寸0分)
前巾24.5cm(6寸5分)
後巾29.5cm(7寸8分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 観劇、お食事会、街着、ランチなど

◆あわせる帯 自然布の帯、名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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