
160亀甲の本場結城紬が誘ってくれた世界 「つむぎみち」 vol.13
今年もあと10日ほどになりました。 クリスマスも忘年会も、みんなで集まってワイワイとはいかない年末ですが、それでも仕事を納めるメドがつき、恒例の家事が...
きものと(着物メディア)│きものが紡ぐ豊かな物語。-京都きもの市場
今年もあと10日ほどになりました。 クリスマスも忘年会も、みんなで集まってワイワイとはいかない年末ですが、それでも仕事を納めるメドがつき、恒例の家事が...
11月も半ばを過ぎ、冬の気配が濃くなってきました。袷の着物が心地よく、できれば毎日着たいと思うのがこの季節。今年は郡上紬を頻繁に着ています。 紺地に赤...
少しずつ秋が進んで9月も後半。初夏から梅雨、盛夏、初秋と長い期間、しゃりっ、ひやっとした風合いの着物を着てきたせいか、優しい真綿紬の単衣が格別に感じら...
着物の暦は単衣の時候を迎えました。 秋本番へ向かうこの季節、軽くさらっとした大島の単衣は、着心地が夏物に近いので、とても重宝しています。 夏の間、白っ...
残暑はいつまで続くのでしょう。年々秋の訪れが先延ばしになり、9月はもちろん、10月に入っても、暑い日があります。「9月は単衣、10月は袷」という着物の...
藍は限りなく青く深く、白はどこまでも濁りなく。 なんということのない木綿浴衣の、2つの色の「際」をどう例えたらいいのでしょう。熟練の手技が生み出す「長...
「北の越後、南の宮古」といわれる着物好き垂涎の上布。麻織物の永世名人ともいうべき越後上布と出合ったのは、2017年5月のことでした。 国の重要無形文化...
暑がりのくせに、うすものが好きです。 今年も猛暑の予報が出ていますが、「何を着ても暑いのなら、好きな着物を着る」というのが、私の意地。 ただひとつだけ...
夏至が近づいてきました。 いよいよ本格的な夏が始まり、浴衣の季節がやってきます。 私が最初に着た浴衣は、この奥州小紋でした。まず2年は盛夏の浴衣として...
暦は「芒種」を迎えました。 入梅まぢかの湿度の高い空気が肌にまとわりつくようになると、「生紬(なまつむぎ)」の出番。ところどころに節が織り込まれた単衣...
暦は小満を迎えました。 万物が生き生きと成長し、その気が天地に満ち始める時候。陽はまばゆく、風はやさしくそよぎ、スキップしたくなるような……、いつもの...
立夏を迎えると、まだ5月であっても単衣が着たくてそわそわします。 天気予報で「今日は最高気温25度、今年初めての夏日になります」と聞いたのは、4月26...