商品番号:1562104
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
女性にとって「憧れ帯」ともいえるのではないでしょうか。
ご存知、「織を楽しむ」をコンセプトに掲げる【織楽浅野】。
創作性に富んだモノ創りをされることでファンの多い、
京都・西陣でも名高い織りどころさんです。
織楽浅野の帯は、まず創作点数が多くございません。
また、そのなかでも存在感のあるお品に出会うことができますと、
一瞬にして心浮き立ちます。
品良く上等な創作センスは、お着物通の方にもきっとお喜びいただけましょう。
モダンかつ、センスアップを約束してくれる九寸名古屋帯。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
きゅっとしなやかで密に織り上げられた優しい白藍色の帯地。
ふわわわとやわらかな印象の「花ゆきわ」と
題された意匠が素敵に織出されました。
洗練されたセンスが感じられるひと品に仕上がっております。
軽くてしなやかな織りあがりは、極細の上質の絹糸を使用している証明。
似寄りの帯とはまったくちがう素晴らしい風合いです。
躍動感とリズム感をたっぷり感じさせつつ、金彩に淡い色彩が調和されて、
大人の極上カジュアルな和姿を演出いたします。
名古屋帯としましてはお値段の張るものですが、まさに通好みのその仕上がりは、
お着物を知り尽くした方にもきっとお喜びいただけるものと思います。
シンプルさを感じさせながらも、計算され尽くしたバランス感覚。
現代の趣向に合った、無駄のない帯姿。
本当に軽やかに織り上げられ、それでいてここまでのしっかりとした安定感がまた、秀逸です。
お着物通の方なら、ひと目で織楽浅野さんのものとわかるかもしれません。
センスもんの目利きの方に、自信を持っておすすめいたします。
どうぞこの機会、お見逃しなくお願いいたします。
【 織楽浅野について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2257
1924年(大正13年)創業
「織を楽しむこころ」をコンセプトに
余分なものを取り除き、素材感を大切にしながら
普遍的な美を求め帯を製織している。
【 沿革 】
1924年 浅野政一 浅野織物創業
1945年 浅野宏 浅野織物に従事
1970年 株式会社 浅野織屋 設立 浅野 宏 代表取締役就任
1980年 株式会社 織楽浅野を父と共に独立創業
2010年 浅野織屋 設立85年 織楽浅野 創業30周年を迎える
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸除く)
長さ約3.67m
柄付け:六通柄
※証紙ございません。
※銀座もとじお誂えです。
※パールトーン加工タグが縫い付けられています。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。