商品番号:1561916
(税込)
【仕入担当 竹中より】
老舗・やまだ織の本塩沢紬地に、
友禅を施したワンランク上の味わい深い塩沢紬訪問着のご紹介です。
地方問屋さんの店じまい品です
落款がございますので
作家物とおもわれますが詳細はわかりかねます
【お色柄】
ご覧頂ければおわかり頂けるのではないでしょうか。
塩沢の生地に優しい染めの表情がマッチし得も言われぬ存在感…
さらりとした肌触りのよい生地…
古くから織物の産地として知られている新潟県の塩沢地方。
その中でも、100年もの歴史を誇る「やまだ織」の本塩沢は、
さらりとした着心地とシワになりにくい風合いの良さから、
大変な人気がございます。
今回ご紹介いたしますのは、オフホワイトを基調とした
微塵格子の塩沢に
銀鼠濃淡の彩で流線模様をかさね
それを背景にはらり舞う桜のはなびら模様を
染め描きました
雪深い山里で、一本一本の絹糸に丹精を込めて織り上げたきものは、
着る人の心を美しく優雅にあらわしています。
しゃり感のある風合いのお品ですので、
袷でも単衣でもどちらでもお好みでお仕立てをしていただけます。
お召しいただいた際の姿を想像して下さい。
きもの姿で颯爽と外を歩く姿のイメージが楽しく浮かんでくることと思います。
この機会に、ワンランク上の地風を味わうおしゃれ姿をお楽しみくださいませ。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹100%
断ち切り身丈181cm 内巾約36.5cm(裄最長約69cm)
塩沢織物工業協同組合「本塩沢」の証紙がついております。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)