商品番号:1561428
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
礼装の場に相応しい華やぎを持ちながらも、
どこか可憐さと上品な落ち着きを感じさせる…
草木染による鮮やかな彩りが冴える、特選訪問着のご紹介です。
伝統の吉祥文様を散りばめることで、慶びの心を映すとともに、
凛とした気品を与える一枚です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しっとりとした肌触りの良い絹地は深い黒色に染め上げて。
お柄には吉祥性豊かな宝尽くしを描き出して。
縁取りに施された細やかな金彩に金駒刺繍は深い地色に高雅に映え、
正統派意匠の豪奢な雰囲気を一層高めております。
晴れやかな慶びの日に、纏う人の姿を美しく引き立て、
伝統的な文様に込められた吉祥の意味が、人生の節目を彩り、
祝福の空気で包み込みます。
古典を愛する方にも、華やかさを求める方にも相応しい逸品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。