商品番号:1560078
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
伝統を守る名匠、染匠【いち川】より…
逸品と呼ぶにふさわしい本手描京友禅の付下げのご紹介です。
色彩の妙、構図の妙、そして職人の技。
そのすべてが調和した仕上がりは、言葉を忘れるほどの美しさ。
細部に宿る丁寧な仕事に、思わず見惚れてしまう――。
フォーマルな装いを格別なものへと引き上げる、特選の一枚です。
美しき一枚を…
どうぞお手元にて、心ゆくまでご堪能いただきたく存じます。
【 お色柄 】
染め色を引き立てて、かすかな光沢感もある絹地。
たっぷりと染料を吸い込む上質なその絹地を
爽やかな水色で染め上げました。
描き出されたのは風雅な桜の花意匠。
たおやかに枝垂れる枝先の純白の花びらは、
やわらかに桜色に暈し彩られ…
ごくさりげなく施された丁寧な刺繍に品良き金彩、
その全て見惚れる美しさを兼ね備えております。
名門と称される自信の染め味を見事に魅せ付けております。
自信をもってお届けさせていただきます。
【 染匠市川について 】
京友禅の染匠
1946年(昭和21年)創業
1973年(昭和48年)設立
京都工芸染匠協同組合会員
京都染色美術協会会員
悉皆業にて創業。
糸目には柔らかい線で表現される糊糸目を主に、
友禅や金彩、刺繍などそれぞれに特殊な技法を
用い、職人の高度な技術を活かしたものづくりに徹している。
現在では数人しかいない、下絵の描かれた生地の上に
糊を置き、 先金をはずした筒や指を使って糊の厚みを
調整しながら糊だけで絵を作りあげていく「糊うたし」の
糊を置ける職人を抱えている。
現在は三代目の市川昌史が代表をつとめている。
■市川昌史
染匠市川代表
京都工芸染匠協同組合理事
京都工芸染匠協同組合青年部会員
京都染色美術協会会員
【 経歴 】
1976年 京都市に生まれる
1999年 同志社大学経済学部卒業
2005年 (株)雅染匠にて修行
2007年 染匠市川(株)に入社
2014年 取締役に就任
2016年 代表取締役社長に就任現在に至る
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈177cm 内巾37cm(最長裄丈約70mまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には、丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 2月~4月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、お付き添い、パーティー、食事会、観劇、音楽鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯、格高い九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)