商品番号:1559836
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
古典の意匠をモダンに映し出す――。
玄人好みの上等品をつくる帯屋さんとして有名な機屋さん、
西陣の帯問屋さんでは通称「吉織」と呼ばれる老舗機屋、
吉村織物の特選袋帯をご紹介致します。
洒落訪問着や付下、色無地、小紋、御召などの
お着物とあわせてすっきりとした帯姿をお楽しみ
いただけることでしょう。
どうぞお見逃しのないようお願いいたします。
【 お色柄 】
シックな黒地に、瓢箪蔓をモチーフとした意匠が優美に広がります。
吉村織物の緻密な技術により、モダンなアレンジを加えながらも伝統美をしっかりと感じさせる仕上がり。
モノトーンに近い落ち着いた色合いだからこそ、紬や小紋との相性は抜群。
普段のお出かけや観劇、食事会などにさらりと締めて、大人の余裕あるお洒落をお楽しみいただけます。
袷はもちろん、軽やかな地風ですので単衣の季節にもおすすめの一本です。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 吉村織物について 】
創業は江戸末期という長い歴史を持ち、
玄人好みの上等のお品をつくる帯屋さんとして通の方に定評のある織元さんです。
近年西陣でも自社で織らない出機(でばた)形式になっていくなか、
しっかりと自社工場を持ち、内機(うちばた)で常に織り手さんと
コミュニケーションをとりながらこだわりの創作を続けておられます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お食事、観劇、芸術鑑賞、お出かけなど
◆あわせるお着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。