商品番号:1557753
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
この素材感、この絶妙なお色…
本当に良い表情に仕上がってございます。
滅多にご紹介のない【織田工房】さんより
特選楮紙布もじり織り八寸名古屋帯をご紹介いたします。
ほぼ製織はお一人でされているため、
織上がりの数も非常に少なく、本当に希少なお品です。
お着物通の方へ人気の高い本品。
現在では織上がり待ちの状態だとか…。
そんな中、たまたま仕入れることが叶いました。
ぜひお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
経糸に紙糸、緯糸に楮糸を用いて織り上げられたお品。
しっかりとしたハリがあるなかにも地厚すぎない織り地の風情。
自然味のある薄茶や焦茶、黒、紺鼠色に染めた糸を用いて
もじり織りの透かした横段とともに
市松崩しの模様が織り上げられました。
シンプルでやさしいなかにも、洗練されたあたたか味がございます。
ぜひとも良い織りのおきものに。
また素材感やお色の合うような小紋にもステキです。
量産は不可能なひと品。
シンプルなものこそ、良いお品を。
どうぞお見逃しないようご覧くださいませ。
【 楮布について 】
楮の樹皮繊維は和紙の原料のひとつで、
中でも「最も強く良質」といわれる植物繊維です。
「日本書紀」によりますと、西暦610年に高麗の僧が製紙技術とともに、
楮を日本にもたらしたそうです。
その後、「和紙は楮紙」と呼ばれるほど、和紙の代表的な原料となりました。
その楮の樹皮で作られた織物を、「楮布」と言い、
渋みのあるお色は時間の経過とともにより深く、
落ち着いた色合いに変化いたします。
織り上った作品は、素朴な質感と自然味にあふれ、
おのずと心ぬくもるような表情に仕上がるのです。
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
経:紙糸100% 緯:楮糸100%
長さ約3.6~4.1m(お仕立て上がり時)
※長さのご指定がない場合は弊社標準の3.6mで仕上がります。
六通柄
◆最適な着用時期 オールシーズン(真冬除く)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、街着など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物