商品番号:1556020
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
夏の気配が空気に滲む頃、
装いに求めるのは軽やかさと涼感、そして心をときめかせる手仕事のぬくもり。
琉球の地で丁寧に織り上げられた琉球かすり九寸帯は、
そんな季節の願いにそっと応えてくれます。
さらりとした単衣や薄物にもなじみ、軽やかに、しなやかに…
夏の日常を彩る一条。
暑さの中にも涼やかさを纏いたい方へ贈る、心地よい存在です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
シャリ感ある軽やかな地風。
こっくりとした生成色の地に、墨黒の絣が静かに浮かび上がる涼感あふれるデザイン。
絣糸のゆらぎが織りなすバンジョーの意匠が動きとリズムを生み、視線を惹きつけます。
夏の日差しにやさしく透ける地風と、
琉球かすりならではの素朴さと洗練が共存した風合いは、
まさに南の島の美意識の結晶。
単衣から盛夏まで、凛と涼やかな帯まわりを演出してくれます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:夏用綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる着物 小紋、織の着物
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。