商品番号:1555887
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
名門【 菱屋六右ェ門 】より、落ち着いた彩の
先染めの糸を用いた珍しい織り絵羽、『むらさきの』
シリーズの特選先染紬訪問着のご紹介です。
流行り廃りない草花のデザインを経絣による
暈しを重ねた表情豊かなお品。
こういった織による洒落訪問着は、趣味のお集まり、
ホテルランチ、観劇、藝術鑑賞など、普段着感覚の
カジュアルスタイルよりは格式高く、セミフォーマルの
格式までは装いに必要ないシーンにおすすめでございます。
【 お色柄 】
程よくフシが浮かぶ、さらりとした質感の
緑系、紫系、青系の濃淡の深い彩りの経方向の
織暈しが浮き沈みする紬地に、縫い取りによる
秋草が表情豊かに織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 縫い取りについて 】
織物の模様を表現する際に地の糸とは別の
緯糸を必要な部分にだけ折り込んだ模様の事。
刺繍に近い表現であるが織物の一種で
刺繍のような糸の凹凸はなく、生地と同じ糸を
使用し生地を織る段階で文様が織り出される。
また裏と表の糸が異なる。
縫い取りで表現されるものとしては
先染の着物で地糸となる緯糸の他に
文様の必要な部分だけに絵緯(えぬき)を
通して織った御召織物の「縫い取り御召」や
金銀糸やラメ糸、漆糸などの装飾糸を用いて、
模様を織りだす「縫い取り縮緬」などがある。
【 菱屋六右ェ門(高垣織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1937
西陣・高垣織物の有していたブランド
都紫野、大徳寺東門の前で、七代目となる
大杉宇一氏を筆頭に主に能衣装や高級御召、
袋帯などを製織している。
特に織りに関するこだわりには卓越したものがあり、
西陣お召しをはじめ、幽玄コート、朱珍コート、
織小紋、間道袋帯や能衣装訪問着が有名。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、観劇、藝術鑑賞、ホテルランチ など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。