商品番号:1551701
(税込)
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織りの心地よい…
御召ならではのサラリとした風合い。
繊細な織意匠が目を惹く、西陣御召をご紹介いたします!
【仕入れ担当 吉岡より】
創業は文化元年。
200年を超える京の老舗、
菱屋善兵衛より、熟練の業師たちの手による逸品を仕入れて参りました。
触れて分かるきめ細やかな織の上質と、
重宝間違いなしのシンプルなデザインに惹かれて入荷致しました。
サラリと肌触りも軽く、風合いからも上質を感じる西陣御召です。
お好みに合わせて、コーディネートの一部に取り入れて頂きたい
シンプルで洒落た御召きもの。
お稽古や趣味の会、お集まりやパーティーにも。
古き良き日本の伝統技を受け継ぎ、かつ現代的なシーンにもよく似合う御召。
どうぞその魅力を存分にご堪能下さいませ。
【色・柄】
キュッときめ細やかで、手触りからも上質を感じる御召地。
シックな黒色をベースに、シンプルな白い縞柄を浮かべて
ところどころに金糸も加えた「裂取有職文」が織りなされています。
よく見ると、白い縞に合わせて地色も黒とごく深い墨黒で織り分けており
モダンな洒落味もお楽しみ頂けます。
すべて先染めの糸を用いた織のみで表現された一枚…
お稽古やカジュアルなお出かけに使えるきものとして
幅広いコーディネートで活躍間違いなしです!
シンプルな佇まいに、最高のクオリティ。
その着心地の良さには、どなたもがご納得されることでしょう。
お召し独自の風合いをお楽しみ下さい。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 菱屋善兵衛(木野織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.320
1804年(文化元年)創業
「菱屋善兵衛」を屋号とする西陣の老舗機屋。
現在、所蔵する古代裂地を復刻した袋帯を中心に、
西陣お召しなど時代に合った商品を提供している。
尾張国から入洛した木野善八(1806年没)が
初代とされ、現社長である木野善之で八代を数える。
二代目善兵衛が江戸後期に西陣の機業を二分していた
菱屋に入って織物業を習得、独立して菱屋善兵衛を
名乗り、1804年に創業した。
創業当時から帯地の他に相撲の化粧廻しも製織していたが
四代目以降は帯地のみに専心、ジャガード機を導入して
設備を整え、繻珍の丸帯を多く製織していた。
五代になると積極的に各種の帯を手掛け、一時は絽の
丸帯のみを作り、『絽ならば木野』とまで言われた。
大正期の経済恐慌で大きな痛手をおったものの、
1948年に後を継いだ六代目が堅実な経営と良い商品を
安く提供するをモットーにものづくりを続け、八代目の
現在に至る。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛の色:黒色(無地)
ガード加工済
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月・9月(単衣の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶事、お稽古、街着、ショッピング、お食事、行楽など。
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。