商品番号:1548293
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
心奪われる独創性…
首里織作家としてハイセンスな帯を製作されていらっしゃいます、
川村早苗氏による首里花織の特選九寸帯のご紹介です!
琉球の織物の中でも首里織の作品は数自体が少なく、
中でも川村早苗さんの作品となると人気が高いので、
問屋でも見かける機会は滅多とございません!
首里織をベースにしながら、独自の感性をプラスし織り上げられていく
芸術性の高い作品をご堪能ください。
氏の作品の中でも珍しいロートン織に浮花織が入ったお品。
無地場の余韻と繊細な花織の表情が
他にはない唯一無二の帯姿を演出してくれるでしょう。
ここまで美しい作品、滅多と出会うことはできません…
バイヤーが自信を持っておすすめさせていただきます!
どうぞお見逃しなくお願い致します!
【 お色柄 】
生地からもこだわりが感じる一品。
本品には「純国産」日本の絹が使用されております。
絹織物の僅か1%しかないと言われている純国産糸。
世界的にも高品質といわれる国産の絹糸をもって織り上げられており、
糸からも最高品質の贅沢な逸品となっております。
ピンク、淡黄色、白藤色などで間道を織りなした帯地。
その間道地に赤や青、緑のロートン織を織りなし、
お太鼓には小花模様がロートン織に沿うように
浮花織で表現されております。
立体感のある織と品ある風合いは、
見つめるほどに深みを増してゆくようです。
一見シンプルなように見えますが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、
その色彩の中に、織り手の誠実さや根気強さを感じ取っていただけることと思います。
【 川村早苗について 】
工芸染織作家(首里花織)
「手織り工房いずみ」の故・泉水弘子に師事。
動物・植物・熱帯魚など様々なモチーフを用い、
沖縄の海のような鮮やかなグラデーションが
見事なカラフルで個性的な柄が特徴の首里織の
作品を創作している。
【 経歴 】
1953年 沖縄に生まれる
1977年 奄美大島で大島紬を習う
1979年 沖縄県伝統工芸指導所入所
1980年 久米島紬 玉城工房に入る
1987年 青森県展 入選
1988年 河北展 入選
1996年 グループ展「織物三昧」参加(1年半ごとに青森県にて開催)
2003年 染・織・漆「美るわしき、うるま島の技展」参加
2006年 西部工芸展 入選
2008年 日本民芸館展 入選
全国工芸公募展 入選
2009年 沖縄県工芸公募展 デザイン賞受賞
2010年 沖展 入選
2012年 沖展 入選
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを3.8mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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