1. TOP
  2. よみもの
  3. かっぱ橋道具街でプロの料理道具を! 「都留詩織のきもので下町おでかけ帖」vol.1

かっぱ橋道具街でプロの料理道具を! 「都留詩織のきもので下町おでかけ帖」vol.1

おばあちゃまきものの着こなし達人、モデル・都留詩織さんのなごみ系コラムがスタート!第1回は、きものでかっぱ橋道具街へくり出して、プロの料理道具をお買いもの!和の器から職人による包丁研ぎまで、そのまま使えるおでかけガイド。都留さんのナチュラル&ヘルシー!な笑顔とともにお楽しみください。

きものでぶらり下町さんぽ

モデル・都留詩織さん

はじめまして!モデルの都留詩織(つるしおり)です。

きもの歴は約4年。
夫のおばあちゃまからきものを譲ってもらったことをきっかけにどっぷりハマり、きもの検定3級に合格、週末ごとに、カジュアルきものを楽しんでいます。

このコラムではきもので私の大好きな下町へくり出し、その様子をレポート。
きものを着る人も、まだこれからという人も楽しめるおでかけガイドにしたいと思っています。

かっぱ橋道具街へようこそ

ニイミ食器店のジャンボコック像がお出迎え

第1〜2回の場所に選んだのは、浅草にある「かっぱ橋道具街」。プロの料理人のための「食」の専門店がずらりと軒を連ねる道具街です。

JR上野駅浅草口から徒歩15分、または東京メトロ銀座線田原町3番出口から徒歩5分ほど歩くと、かっぱ橋道具街のシンボル、ニイミ食器店のジャンボコック像がお出迎えしてくれます。

『和の器 田窯』で宝さがし

ジャンボコック像の向かいにあるのが、『和の器 田窯』。
美濃焼、有田焼、九谷焼、益子焼、京焼など全国各地の窯元から直接買い付けた器が揃います。

和の器 田窯の前で

きものにぴったりな和モダンな店構えです。

招き猫がお出迎え

招き猫がお出迎え!

開店と同時に店の外まで器が所狭しと並び、通行人の足を止めます。

店の外にも器がずらり
カラフルな小皿
土鍋コーナー

土鍋だけでも、どっしりしたものからカラフルなものまでさまざまなものが並びます。
こんな鍋を使えば、これからの季節、鍋料理が美味しくいただけそう。

箸置きコーナー
パンの箸置き

こちらは箸置きコーナー。

遊び心あふれるキッチュな箸置きがずらり。お土産にもぴったりです。

本物そっくりの秋刀魚

こちらは本物そっくりの秋刀魚のやきもの。使い方は自由…?

壁面のお茶碗

階段の壁面にはお茶碗がずらり。好みの大きさがみつかること間違いなしです。

階段にもお茶碗がずらり
おねだりポーズのたぬき

おねだりポーズのたぬきもかわいい!

クッキータワー?『馬嶋屋菓子道具店』へ

馬嶋屋菓子道具店前

かっぱ橋に来たらぜひ見てほしいのが、馬嶋屋菓子道具店のクッキータワー!
地下から2.5階まで吹き抜けになった店内にそびえる、クッキー型のタワーなのです。

クッキータワー

地下には一つひとつ、職人さんやスタッフの手作り品も。
考案されたさまざまなモチーフを形にするには、高度な技術が必要なのだそう。

番号を発見

タワーにくくりつけられた型にはそれぞれ番号が振ってあり、同じ番号の書かれた引きだしからとり出す仕組み。
私の誕生日の型はベビー服!

ドーナツやカヌレの型

ドーナツやカヌレの型のコーナー。

大きな泡立て器
和菓子の箱

パティシエや職人さんが使うであろう道具も。

壁面に飾ってあるのは和菓子の木型。実際に使われていたものもあります。

一つひとつ職人さんの手彫りですが、この技術も現代では貴重なものなのだそう。

壁の木型
和菓子の木型
どら焼きにおしてあるあれ

こちらは焼印を押す道具。どら焼きや焼き餅におしてあるあれですね!

『釜浅商店』でプロの料理道具拝見!

釜浅商店前

続いて訪れたのは『釜浅商店』。
前身である『熊澤鋳物店』として創業されたのははなんと明治41年。
プロ向けから家庭向けまで、釜、庖丁、南部鉄器、行平鍋、フライパンなどの料理道具がなんでも揃います。

鉄釜とかまどでしゃっきりと炊いたご飯が一番おいしい、と考える釜浅商店。
のれんに描かれているロゴは釜の木蓋なのだとか。

店員さんから説明を受けます

商品の使い方やお手入れ方法を、店員さんが丁寧に説明してくれます。

釜浅商店店内

店内は、広々…おしゃれ!

焼き鳥屋さんのあの道具や…

焼き鳥屋さんのあれ
ラーメン屋さんのあの道具

ラーメン屋さんのあの道具も…!

こちらはホーローのぬか漬け容器。

最近ぬか漬けに凝っているので非常に気になります。

ぬか漬け容器
大きなしゃもじ

給食や炊き出しで何十人分も調理するための、大きな鍋やしゃもじもありました。

見ているだけでワクワク!

『研ぎ陣』で江戸時代から続く刀研ぎを!

研ぎ陣前

続いてやってきはのは『研ぎ陣』。江戸時代から続く、刀の研ぎの伝統技術『藤阿彌神古流』を継承しています。
持ち込んだ包丁を研いでくれるほか、プロ向けの包丁を多数取り扱っています。

まずは受付

まずは受付。
持ち込んだ包丁をチェックし、所要時間などを確認します。料金は一般的な三徳包丁で1,100円(税込)〜と、とってもリーズナブル!

実は数年前、このお店で研いでもらったことがあったのですが「この包丁、研いだ形跡がありますね」と言われびっくり。

店内にはさまざまな用途のプロ向けの包丁が。
プロは平均して6〜7本を使い分けているそう。

さまざまな種類の包丁
包丁研ぎの様子

準備ができたらいよいよ包丁研ぎの開始です。
1つひとつ材質や形状、状態にあった方法で研磨します。

包丁研ぎの様子2

時々水をかけ、発熱を抑えるのだそう。

研ぎ終えた包丁

研ぎ終わった包丁がこちら。この輝き、新品の時よりむしろ綺麗なのでは…?笑

後日かぼちゃを切った時、「あれ、このかぼちゃ柔かい?」と思ったほど、なめらかでストレスフリーな切れ味でした!

「おさがりきもの」コーデは次回!

さてさて、いかがでしたでしょうか。前編となる第1回はここまで。

次回は、元祖食品サンプルのお店や新感覚の海苔屋さんを訪ね、紬感覚の気取らない下町のお寿司ランチを堪能!

また、「おさがりきもの」を活かした着物コーディネートも紹介します。

最後に…かっぱ橋道具街で出会ったものたちをご紹介!

新幹線のお子様プレート

懐かしい!新幹線のお子様ランチプレート!
車両のデザインも昔のものです。

コックさんのマネキン

プロ向けの制服もたくさん。
エプロンを探している人も、ぜひ足を運んで探してみてください。

信楽焼のたぬき

まねきねこや信楽焼のたぬきも、大切な商売道具なのかもしれません。

かっぱ河太郎と

かっぱ河太郎と。

江戸時代、水はけが悪くすぐ洪水になってしまうのを見かねて、私財で掘割工事をはじめた合羽川太郎を隅田川のかっぱたちが手伝ったという伝説から、「かっぱ橋」と呼ばれるようになったという説もあるのだとか。

スカイツリー前1

スカイツリーもばっちり見えましたよ!

それでは、また次回!
お楽しみに!

関連記事を読む