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おひとりさまもんじゃ@月島! 「都留詩織のきもので下町おでかけ帖」vol.7

おひとりさまもんじゃ@月島! 「都留詩織のきもので下町おでかけ帖」vol.7

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モダンなもんじゃ?スタイリッシュなお抹茶?元気印の都留詩織さんが、今回もきものでグルメを満喫!きものファンなら参考にしたい、気軽なおすすめスポットをご紹介いたします。

2022.08.05

よみもの

築地本願寺から場外市場にも! 「都留詩織のきもので下町おでかけ帖」vol.6

みなさんこんにちは!都留詩織です。
きもので私の大好きな下町にくりだす「都留詩織の きもので下町おでかけ帖」、今回は月島まで足をのばして、きものでおひとりさまもんじゃに挑戦です。

潮風香る勝鬨橋を渡り、月島へ

勝鬨橋

ランチはちょっとだけ足をのばして、月島へ!築地から勝鬨橋(かちどきばし)を渡ります。

風に乗ってほんのり潮の香り。ビルが立ち並ぶエリアながら、海の近くということが感じられます。

勝鬨橋上

きものでも安心♪モダンなもんじゃ屋さん

月島にはなんと、約150ものもんじゃのお店があるそう!

もんじゃのお店がずらりと並ぶ「月島もんじゃストリート」を少しそれた路地裏にある、『こぼれや 結』にやってきました。

月島に到着
こぼれや 結 店の前

これまでのもんじゃのお店のイメージとは一線を画した、モダンな店構え。きものでも違和感なく入れそうです。

こぼれや 結店内

この日いただいたのは、「こぼれや ~月島一の豊洲海鮮盛りを昔ながらのソースで~(税込2,035円)」。

こぼれや ~月島一の豊洲海鮮盛りを昔ながらのソースで~

赤海老・穴子・牡蠣・帆立・あさり・いかといった海鮮があふれんばかりに盛り付けられていて…!カジュアルなおやつとしてのもんじゃのイメージが覆りました。

もんじゃを焼く

希望がない限りスタッフの方が焼いてくれるので、初心者や、きものでも安心です。鉄板に具材をのせると、ジューッという音とともに、美味しそうな香りが立ち込めます。

もんじゃを焼く2

焼いた具材で作った丸い土手に出汁を流し込み、ぐつぐつ煮立ったら混ぜて、焦げ目ができたら完成!

もんじゃの土手ポーズ!

もんじゃの土手ポーズ!

熱々のもんじゃをフーフーしながら、いただきます!

もんじゃをいただく
もんじゃをいただく2

う〜ん!だしが効いていておいしい!

もんじゃの味付けはそれぞれの店で特徴がありますが、この店ではなんと、とんこつスープを使っているそうですよ!

もんじゃをいただく3

もんじゃといえば…?!

そしてもんじゃといえば欲しくなるのは…

やっぱりお酒!

店長の渡邉さん曰く「もんじゃといえばビールのイメージですが、実は焼酎や日本酒もおすすめなんですよ」。

ずらりと並んだお酒

カウンターの向こうにはずらりと瓶が並んでいました。

お酒をそそぐ

スタッフの方との会話や豊富なお酒を楽しみながらいただくこんなお店なら、きものでもカウンター席でおひとりさまでも、ゆっくりもんじゃを味わえそうです!

お酒をそそぐ

『こぼれや 結』は現在、金・土・日のみの営業ですが、徒歩1分の姉妹店『月島もんじゃ こぼれや 別邸』では、平日でもこだわりのもんじゃが味わえます。

お点前ラテ!?

さて、築地場外市場に戻り、ランチ後の一服にやってきたのは、『MATCHA STAND MARNI』です。

MATCHA STAND MARUNI

この店では、抹茶のドリンクを注文すると、目の前でお茶を点ててもらえるんです!

目の前でお茶を点てていただく1

きものをはじめてから、お茶に興味が出てきた私。カウンター越しにスタッフの方と会話をしながらできあがるのを待つこんな時間も、お茶席でのおもてなしの心につながっているのかもしれないな、と感じました。

目の前でお茶を点てていただく2
ミルクにお茶を注ぐ

注文したのは、京都宇治産の抹茶ラテ(シングルショット 税込600円)。

抹茶ラテをいただく

ミルクと抹茶とシロップのみのシンプルな原料で、抹茶の濃厚な香りが引き立ちます。

店内のお茶道具2

店内には本格的なお茶道具がずらり。

お話を伺う

「もともと私たちは、お茶と縁が深い海苔や乾物を扱っていました。日本のMATCHAは今や世界中で大人気ですが、その正しい作り方は広まっていないように感じます。外国の方にも日本の方にも、正しく点てた本物の抹茶を味わってもらいたいと2018年にこの店をオープンしたんです」と、代表の伊藤さん。

1杯1杯丁寧に点てた本当のお茶を、親しみやすいメニューで提供するというコンセプトは、思わず足を止めてしまうスタイリッシュなお店づくりにもあらわれています。

とうもろこしのかき氷を食べる

こちらのお茶の木の絵は、ご友人のアメリカ人の植物画家の方が描いたものなのだそう。

「お茶に慣れ親しんだ私たちの固定概念を崩すような、外国の方だからこその新鮮な解釈が感じられるでしょう」と伊藤さん。

なんてステキな絵!

お話を聞きながら「この絵、私の帯に描いていただけないかしら……」なんてついつい考えてしまうのは、着物好きの性かもしれません!

モデル・都留詩織さん

さて、いかがでしたか?

次回は築地にある波除神社や、夜はバーになる植物いっぱいのカフェ、そしてこの日のコーディネートもご紹介します。どうぞお楽しみに!

撮影協力/築地食のまちづくり協議会
撮影/YUTAKA SATO
ヘアメイク/MIKU SHIGEYAMA

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