商品番号:1561779
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
琉球王朝時代から伝わる格調高い織物のひとつ、首里花織。
その伝統を現代に継ぐ『仲眞そめおり工房』、仲眞留美子氏による
特選九寸帯をご紹介いたします。
繊細な手仕事と色彩感覚が見事に調和し、
古典の趣を大切にしながらも今を生きる装いに華を添える逸品。
沖縄の豊かな自然や風土を映し込んだ首里花織は、纏うだけで凛とした気配と品格を宿すことでしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな帯地は濃紫色に黒、黄土色などを基調として、
大胆な縞模様を織りなして。
そこに浮き織りを施し、鮮やかな花織模様があしらわれました。
幾何学的な文様は花や自然を抽象化したもので、
リズミカルな配列が帯全体に躍動感をもたらします。
沖縄の息吹を感じさせる、彩り溢れる一条は、
末永くご愛用いただけることでしょう。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。