商品番号:1548604
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
お悩みの多い帯締め帯揚げの小物合わせ。
そんな時はお任せ下さい!
年間約3万点のリユース品と向きあう、
バイヤー田渕がお勧めする、帯・帯締め・帯揚げの3点コーデセットをご用意致しました!
数ある中から価格にとことん拘りました!
今回ご用意したセットは
紬糸の質の違い、柔らかみ…
結城紬だからこそ感じられる味わいがございます。
本場結城紬の織元、小倉商店より…
本場結城紬に近い品質と雰囲気を表現した新たな結城紬。
「今幡部」九寸帯と
日本国内で熟練した職人が組紐作りのすべての
工程を行っている【 藤三郎紐 】。
藤三郎紐のお品はデザインの美しさはもちろん
締めやすさにも定評がございます。
その藤三郎紐と【 渡敬 】のコラボレーション、
今では大変珍しくなった内記台によって組まれた内記組の帯締め、
創業明治41年、業界では一目置かれる京都の和小物問屋
【 井登美 】より、使い勝手のよい紋意匠地を染め上げた
無地帯揚げでございます。
帯、小物は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪帯≫
商品番号:1548268
通常価格:144,800円税込
素朴な織口が味わい深い帯地は、吸い込まれるような黒色。
ふわりと軽い真綿糸は経緯共に本場結城紬糸を用いて織りだされた、
紬ならではのフシによる凹凸が帯地に表情を添えております。
その地に織り出されたのはサイコロのお柄。
どことなくモダンな雰囲気が、
すっきりとした後姿を演出してくれることでしょう。
穏やかな自然の中で育まれた素材の優しい趣き。
結城の里のぬくもり、素材であそぶ贅沢。
優しい民芸味に、不思議と都会的なハイセンス。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
≪帯締め≫
商品番号:1520277
通常価格:22,000円税込
藤三郎紐の内記組のお品は残念ながら創作されないとのこと、
お探しの方はお見逃しなきようご検討くださいませ。
筒状(袋状)に二配色で細かい霰状の模様が組まれており、
内記組ならではのややふっくらとした風合のお品です。
紐先は糸の広がる房を付けず、こだわりの感じられる
扇面房(せんめんぶさ)。
結んだ姿もすっきりと、粋なムードをお楽しみ頂ける事でしょう。
≪帯揚げ ≫
商品番号:1526375
通常価格:11,000円税込
乱縞の地紋を織りだした丹後の紋意匠地を
茶鼠に染め上げました。
無地のお品ですが、さり気なく浮き沈みする
地紋がアクセントをそえてくれることでしょう。
カジュアルシーンをメインに、ややカジュアル寄りの
格式のセミフォーマルのシーンの装いの小物として
重宝して頂けるお品でございます。
【 商品の状態 】
≪帯≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
≪帯締め・帯揚げ≫
未着用の新品でございます。
【 藤三郎紐について 】
慶応三年(1867年)に初代太田藤三郎が
近江逢坂山の関所跡付近に米屋を開き
その妻「しも」が副職として峠を行き交う人たちに
印籠の紐等組紐の雑貨を置いたのが藤三郎紐の始まり。
二代目藤三郎の妻「うの」も組紐(特に丸台)に堪能で
大正に入った頃には帯締め、羽織紐の需要も増えた為
組紐作りに専念するようになった。
その後三代目藤三郎は草木染めを研究、藤三郎紐に
草木染めを取り入れ草木染め手組み組紐の技術保持者として
大津市の無形文化財に指定された。
現在は四代目太田藤三郎が藤三郎紐の伝統を守っている。
慶応3年 近江逢坂で創業
大正2年 二代目藤三郎襲名
昭和9年 三代目藤三郎襲名
昭和27年 滋賀県組紐工業組合理事長
昭和43年 全国発明婦人協会優秀技術賞受賞
昭和47年 大津市無形文化財指定
昭和59年 滋賀県ブルーレーク賞受賞
平成8年 四代目藤三郎襲名
平成22年 市政功労賞受賞
平成23年 大津市文科省受賞
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
保持団体の認定に変更
171名で本場結城紬技術保持会設立
同会が重要無形文化財「結城紬」の
保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
結城紬伝統工芸士認
(この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始
【帯】
絹100%
長さ約3.7m
全通柄
【帯締め】
素材絹100%
長さ/約165cm(房部分含む) 幅/約1.4cm
扇面房
【帯揚げ】
絹:100%
長さ:約187cm※両端無地場含む 巾:約30.5cm
白生地:丹後ちりめん紋意匠地
日本製
※染の性質上色の濃淡や色合いが多少異なる場合がございます。
製品特性としてご理解くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。