商品番号:1561145
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
燻されたような焼箔の輝き。
粋な味わいを感じさせる、創作袋帯をご紹介致します。
お値打ちにご紹介させていただきますので
お目に留まられました方は、是非お見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
重厚感漂う焼箔の地に、古代コプト織を思わせる
ユニークな文様が映える袋帯でございます。
落ち着きのある茶色の地には、唐花や鳥、象をモチーフとした
神秘的な意匠が配され、まるで古代文明の装飾品を思わせる異国趣味の趣き。
格調と遊び心が絶妙に調和した仕上がりとなっております。
焼箔ならではの鈍い光を含んだ艶感と金糸の煌めきが、
文様を立体的に浮かび上がらせ、アンティークを思わせる
奥深い味わいと現代的なモダンさを兼ね備えています。
周囲を縁取る花唐草風の装飾や縞文様もまた、
帯全体にリズムと品格を添えています。
クラシカルな小紋や無地感覚のお着物に合わせれば帯が主役となり、
芸術的でシックな装いに。
紬と合わせれば粋な洒落感が引き立ち、
観劇や美術鑑賞、お食事会などの場面にもふさわしい一本です。
古典と異国趣味を融合させた個性派の袋帯。
定番の装いに新鮮な風を吹き込む、特別感あふれるお品でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.42m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。