商品番号:1560715
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
盛夏を前にした季節や初秋の移ろいを快適に装える贅沢な一枚。
涼やかさを感じながらも上品な格式を保つ、銀彩加工友禅訪問着のご紹介です。
清らかな光沢と洗練された意匠は、
控えめでありながら凛とした美しさを際立たせ、訪問着としての品格をしっかりと備えています。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
所作により艶めく、ごく淡い水玉の紋意匠地。
清涼感のある色合いで、光を受けるとやわらかく輝きを放ちます。
そこに銀彩の横段が波文様を描くように流れ、
規則的な縞と曲線が交錯してリズミカルな印象を与えて。
涼やかな色調と銀の光が織りなす洗練美は、単衣の季節にふさわしい凛とした存在感を放ちます。
格式を求められる場にも、上品な洒落場にも対応できる万能の訪問着であり、
気品と現代的な感覚を併せ持つ一枚として重宝いただけることでしょう。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当付き
身丈(背より) | 167cm (適応身長172cm~162cm) (4尺4寸1分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お食事会、音楽鑑賞、観劇、芸術鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。