商品番号:1560639
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
伝統工芸士【斉藤二一郎】氏による、
本場筑前博多織、大変珍しい手織による八寸名古屋帯のご紹介です。
手織りの特徴は、なんといってもその抜群の復元力!
見た目には機械織りとほとんど違いありませんが、
お締めいただくとわかるそのしなやかさ…
手織りならではの、肌に寄り添うような
優しくしっかりとした締め心地は、博多織のなかでも群を抜いております。
お色柄も実によく、まだ着物が普段着だった頃の女性達を思わせる
艷やかな彩りが着姿に華やぎを添えて。
博多織ならではのきりりとした帯姿で、
シンプルな紬や小紋に合わせると、装い全体がぐっと引き締まり、
凛とした大人の魅力を引き立てます。
【 お色柄 】
深みのある緋色が美しい、博多織の帯地。
力強さと品格を兼ね備えた赤は、
大人の女性の装いに洗練された華やぎを添えて。
博多織ならではの端正な三献上のお柄が、
落ち着いた気品を感じさせつつ、帯姿に確かな存在感をプラスします。
「艶やかさ」と「知性」を同時に演出してくれる一本。
伝統の美しさを、今の時代の女性らしく軽やかにまとうことができます。
【 商品の状態 】
アウトレット品として仕入れてまいりました。
目立つ難等はございませんが、
経年により折れスジが残る可能性がございます。
予めご了承くださいませ。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.45m(短尺)(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙
博多織工業組合手織りの証紙
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物 など