商品番号:1560190
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
雪深い地、山形県置賜、紬の里、白鷹御召の織元で
有名な【 小松織物工房 】より、白鷹御召に用いられる
板締め絣の糸をそのまま織り込んだ、すっきりとしたした
デザインの紬八寸名古屋帯のご紹介です。
板締めされた絣糸を柄合わせするのではなく、
その破線状の表情を活かして織り込んだ、
ごくごくシンプルな表情のお品で、お着物に
合わせやすく、流行り廃りなく末永く御召いただけ、
カジュアルシーンにこだわりを感じさせるのおしゃれを
お楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
ほどよくコシのある薄手で軽やかに織り上げられた
オフホワイトの紬地に、板締め絣で白黒の破線状の
色がつけられた絣糸が縞のように縦方向に織り込まれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 小松織物工房について 】
明治13年創業
山形県白鷹町にある、国の伝統工芸品指定、
県の無形文化財指定を受けている
「置賜紬」のひとつ、白鷹紬の織元。
創業から6代に渡り、稀少な板締め技法の伝統を守りながら
お召や絣織物を製作している。
明治後半に足利の技術者から学んだ“板締め”の
技法を独自に導入し、精緻な絣模様を実現。
1929年に強撚糸を織り込んだ「白たかお召」を
誕生させた。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
絹100%
長さ約3.8m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※開き仕立て
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
置賜紬伝統織物組合・置賜紬(白鷹)証紙
製織:小松織物工房
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。