商品番号:1560116
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
やわらかな絹布に、移ろう季節の気配を穏やかに映して…
工芸染匠組合に所属する藤沢刺繡より、
京繍を施した特選付下げのご紹介です。
しっとりとした地色が上品さを引き立て、
刺繍と友禅の調和がもたらす繊細な表情は纏う人の佇まいに静かな華やぎを添えます。
自然の風景をそのまま写しとったかのような景趣は、日常のひとときにも晴れの舞台にも。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
触れるとしなやか。
上質な丹後のちりめん地を、穏やかなベージュに染めなして。
お柄には深まる季節、
清らかな高野川の源流域に位置し、古くから山里の風景を残す大原八瀬の情景を…
裾元には白菊の花が楚々と咲き誇り、紅葉に流れる流水を描き出して。
緑の葉との対比が爽やかな息吹を感じさせます。
アウトラインに施された金彩に、そっと添えられた刺繍が品格を添えて…
自然の息吹を纏うことで心を澄ませ、装う人の存在そのものを引き立てるひと品。
世代を超えて愛される古典の花々と紅葉が、穏やかな輝きを宿して晴れの装いを完成させます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈約180cm 内巾36cm(最長裄丈約68mまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
白生地には、丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 9月~11月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、お付き添い、パーティー、食事会、観劇、音楽鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)