商品番号:1560087
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
柔らかい暈しと、余白の美が際立ち、
典雅さとやさしい華やぎを着姿に添える…
色彩美と加工の妙を尽くした、京友禅訪付下げのご紹介です。
華やかでありながらも落ち着いた色調でまとめられているため、
年齢を問わず幅広くお召しいただけるのも魅力。
お茶席や観劇、お食事会、さらには祝宴の場まで――
しとやかな存在感を漂わせる一枚です。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
しっとりとしなやかな風合いの絹布。
穏やかなクリーム色の地色に遠山の暈し染めをあしらい、
紅葉が優雅に舞う意匠。
たなびく霞には繊細な金彩がほどこされ、
光を受けて上品に煌めき、格調ある華やぎを添えています。
染めの冴え、配色の妙、余白の美――
どれをとっても職人技の結晶と呼ぶにふさわしい仕上がり。
秋の正統派の装いとして年代を超えてお召しいただけます。
季節を纏う和の醍醐味をお楽しみくださいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈181cm 内巾36cm(最長裄丈約68mまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
白生地には、丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 9月~11月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、お付き添い、パーティー、食事会、観劇、音楽鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)