商品番号:1559365
(税込)
【仕入担当 竹中より】
まさに通好み!
そっと手を触れたくなる、シャリ感ある織味。
染めものではあらわせない光沢感とシックなお柄が魅力的な一枚です。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
着用跡もわずかな 汚れなどないおおむね美品です
【お色柄】
御召は、糸の段階で精錬し、先染めした後織り上げた織物を言います。
御召緯(ぬき)という、強く撚った右撚りと左撚りの緯糸を交互に織り入れ、
織りあがったあとでぬるま湯に浸して揉むことで、布面にシボを出します。
縮緬ほど柔らかすぎず、紬ほど堅くなく、ちょうど中間。
しっかりとしているのにしなやかで、そっと肌に馴染むおきものです。
肌にまとわりつかず、それでいて吸い付くような肌触り。
一度お袖を通せば病みつきになること間違いございません。
御召特有のしなやかなシャリ感ある地。
地色はシックな黒色で、横縞の地紋を浮かべながら織り上げて。
お柄には藍色にて、ぼかし横段が織り表されました。
染でも絣でもない、織だからこそなせる奥ゆかしい表情。
シックな洒落の味わいを演出しております。
手間暇をかけ生み出される。見るほどに引き込まれるような芸術性。
本当に素敵なお着物です。
また年々着用時期の長くなる嬉しい単衣仕立てです!
ぜひともこの機会に、お手元にてご堪能いただきたく存じます。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
表裏 絹100% 縫製手縫い
居敷あてなし 背伏せあり
西陣 川端謹製
身丈(背より) | 155.7cm (適応身長160.7cm~150.7cm) (4尺1寸1分) |
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裄丈 | 67.8cm(1尺7寸9分) |
袖巾 | 35.6cm(0尺9寸4分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.4cm(1尺8寸6分) 袖巾36.7cm(9寸7分) 袖丈56.8cm(1尺5寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 4末~6 9~10
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。