商品番号:1558679
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
昔ながらの伝統的技法で風合い豊かに織りだされた
小千谷の絹駒上布地に、染と刺繍にてシンプルな
お柄をあしらった夏物の洒落訪問着のご紹介でございます。
絹駒上布はその名の通り、絹の撚糸を用いて織りだされた
上布に似せた絹織物で、独特のシャリ感とハリ感があり、
盛夏に心地よい地風のお品。
また、本品は透け感が控えめですので盛夏はもちろん
単衣の時期にもおすすめで、ご年齢関係なく、はやりすたりなく
長くお使いいただけるシンプルなデザインとなっており、
一枚お持ちになれば、帯で、小物で表情を変え、
キモノスタイルをお楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
空蝉の羽のようにおだやかな透け感とほどよく
フシ感のある駒上布地を淡い 蕎麦切色(そばぎりいろ:
蕎麦切のようなわずかに緑みがかかった明るい灰色)に
染め上げ、地色に馴染む色使いと銀糸を用いた刺繍で
幾何学的な波のようなラインに、水玉がバランスよく
あしらわれております。
【 商品の状態 】
問屋長期在庫処分によるアウトレット品として入荷いたしました。
胸付近などにうっすらとヤケによる退色が見受けられます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
絹:100%
たちきり身丈:約172cm
内巾:約35.5cm(最長裄丈約67cm 袖巾肩巾33.5cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 6月から9月迄の単衣、盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ホテルランチ など
◆あわせる帯 夏物の洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの絽綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。