商品番号:1557704
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
暑さをしのぐための「軽さ」や「涼しさ」を備えながらも、
決して簡素にはならず、むしろ凜とした存在感を放つ…
西陣の老舗「ふくい」によるが手がける、
見た目にも涼やかで、単衣から盛夏の装いにやさしい風を添える一条を仕入れて参りました。
伝統の技術に、現代的なデザイン性を添えた一本は、
季節感と個性をともに叶える粋な装いに仕上がります。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しゃりり、仄かに透け感を帯びた墨黒色の地。
風が通るような地には、羊歯菱模様を織りなして。
彩り抑えた静かな色調で、ひと目で上質とわかる陰影を生み出します。
古典的な構図ながらもどこか現代的な洗練が漂い、落ち着きと洒落感を兼備。
締めたときの姿勢まで美しく整えてくれるような力を持ちます。
涼を装いながらも、確かな品格とセンスを表現したい方へ、
この一条が、夏のきもの時間を一段上のものにしてくれることでしょう。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:夏用綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。