商品番号:1556014
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
ふんわりと陽だまりをまとったかのような…
まるで古の絵巻をひもとくような趣を湛えています。
京の老舗、藤理工芸による特選付下げ着尺をご紹介いたします。
各有名百貨店などでも、染元こそ名前を出すものではございませんが、
この染匠さんの別誂品なども多く販売されております。
日本の美意識を現代に伝え、
やわらかな光のように、見る人の心を明るく照らしてくれることでしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりと軽やかな質感の上質のちりめん地。
明るい黄色の地に紫の丸文を配し、四季の草花や流水といった雅やかな意匠を繊細に描いた構図。
そっと金彩が施され、静かなきらめきを纏っております。
散りばめられた小花や松葉、梅、楓などの意匠が全体のリズムを整え、
格調と愛らしさを兼ね備えた表情に。
晴れやかな席はもちろん、ほんのりと季節を感じさせる装いとしても映える意匠です。
心を華やかに。
装いに光を添える一枚。
品格を忘れず、しかし堅苦しくなりすぎない美しさを求める方に、
そっと寄り添ってくれるお着物です。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約185cm 内巾38cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、パーティー、お茶会、観劇、コンサート、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)