商品番号:1548250
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
流石は大彦…
圧巻の構図、友禅、刺繍の印象は他のお品にはない独特な世界観を演出いたします。
きもの通のお方ならいつかは袖を通したい…それが大彦。
その中でも最高傑作の一枚と言える色留袖をご紹介致します。
本来であればこの価格でご紹介は叶いません…
現品限り、これぞまさに一期一会の出会い。
末永く大切にしていただける方にお届け致します。
【 お色柄 】
しっとりとした手触りに艶を感じさせる、
穏やかな青磁色のちりめん地。
触れて頂くだけでその上質さを実感して頂けることでしょう。
その地に描き上げられたのは、今にも香りがこみ上げて来るような風雅な情景美。
雲取に松、水辺の情景美を彩り豊かにあらわしました。
大彦ならではの手刺繍の妙が美しく。
贅を尽くしたお品である事を存分に感じさせます。
見るものの心を奪うお着物とは、
きっとこのような作品のことを言うのでしょう。
一目でその上質さを感じていただけることと思います。
お集まりのお席でもひときわ目を惹きつける存在感と、
最高クラスの魅力を必ずやご堪能いただけます。
染めと刺繍を是非ご覧ください。
東京友禅の特徴である「糊の白上がり」という、
糊伏せした白場をそのまま模様の一部として生かす技法が、
多色使いの中にも随所に見られ、楚々とした大変美しいバランスを感じさせる一品です。
大胆な糸目、緻密なぼかし、上品な金刺繍、丁寧な友禅の色挿し、
そのすべてが、熟練の手技により、見ごたえのある仕上がりとなりました。
名門と称される自信の染め味を見事に魅せ付けております。
末永く、親子代々受け継ぐべき作品として、
自信をもってお届けさせていただきます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 染繍美術 大彦について 】
1875年(明治8年)創業
京都の千總と並ぶ、有名老舗として知られる
東京友禅の名門。友禅染と日本刺繍を融合させた
美術的な作品を展開している。
初代である野口彦兵衛が従来の商品に満足できず、
様々な織物の産地を巡り、常に新しいものを
追い求めた事に端を発する。
後二代大彦を継いだ野口真造によって、利益を求める
作品制作をする呉服屋ではなく、染色専業に専念、
これまでの染織工場を大彦染繍美術研究所と改称、
衣裳を飾るための染色や刺繍ではなく、染色や
刺繍の美を衣裳とする作品を展開し「染繍(せんしゅう)」
という言葉を生み出た。
初代の野口彦兵衛に続き、二代目野口真造、
三代目野口彦太郎、四代目野口真太郎と
四代に渡って伝統を受け継いでものづくりを
続けている。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
「下がり藤に三階松」の抜き三つ紋が入っております。
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 28.5cm(7寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、観劇、音楽鑑賞、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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