商品番号:1514959
(税込)
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【 仕入れ担当 竹中より 】
腕にかけると、吸い付くようにくったりと寄り添うしなやかな風合い。
糸の密度の高さを思わせる、キュッとコシのある地風。
お持ちいただければすぐに分かる上質さで、
ずっと触れていたくなるようなその心地よい帯地は、
明らかに他とは一線を画する仕上がりです。
この機会をお見逃し無く、
ぜひともお手元でご覧いただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 お色柄 】
打ち込みしっかりとまろやかに織り上げられた佐賀錦地。
煌めく金箔糸を細やかに織り込んで所作に合わせて、
気品に満ち満ちた輝きが浮かび上がります。
お太鼓には優彩の百寿文様を織り成しました。
多彩を用いつつも、地に馴染む落ち着いた色調とすることで、全体に統一感感じる表情に。
箔の柔らかな光沢に、金糸の凛と響くような繊細な煌めきがまた、
お柄の存在感を一際引き立てて、
大人女性にふさわしい、気品と品格あふるる一本に仕上げられてございます。
正統派の意匠は季節を選ばず、締め心地は通もご納得のこの織り上がり。
前に出すぎず、どのようなお色柄のお着物とも相性良く合わせていただけますので、
きっと1本お持ちであれば重宝頂けるひと品でかと存じます。
この品質を、画面上で100%お伝えすることはやはり難しく、
ぜひともお手元でご覧いただきたく思います!!
ご満足いただけることと自信を持ってお勧めいたします。
どうぞお見逃し無く、お手元で存分にご愛用くださいませ。
【 小森草木染工房 小森 久氏について】
きものサロンなどにも掲載のある、
福岡県甘木市無形文化財保持者に認定されている小森久氏。
自然が作り出す色合いの美しさは人工の極致を駆使してもかなうものではありません。
朝焼けの空、夕焼けの雲、紅葉の山、新緑の色、しかも同じものはどれ一つとしてなく、瞬時もとどめ置くことはできません。
人間の心はこれを形にとどめたいと願い、そこから芸術や美が生まれます。
草木染は、自然の材料を用いて自然の色を再現しようというものです。
秘境の里、筑前の国秋月の山郷の草木を採集し丹念に染め上げ、
岩清水の湧き出る谷川ですすぎあげた逸品を創作していらっしゃいます。
もちろん織にも大変気を使われております。
表情が豊かな手触り。
大量生産される帯とは全く違います。
~プロフィール~
昭和3年、筑前秋月(福岡県甘木市)生まれ。
自らの手で生み出した『本・草木染』の独創性と高い技術が評価され、
昭和50年には甘木市無形文化財に指定される。
以来、博多織求評会や全国織物大会などで、
文部大臣賞、厚生大臣賞、東京都知事賞、
全国百貨店賞といった大賞を次々に受賞。
薬草に関する研究も高い評価を受けている。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ4.52m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティーなど
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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