【 仕入れ担当 岡田より 】
軽やかで品ある上質なお浴衣に、
涼やかな紗八寸帯を合わせて。
夏の行楽を快適に彩る、
お洒落なスタイルをご提案いたします。
大人気、竺仙のお浴衣は
青熒のごとく灯る蛍のお柄が爽やかに美しく。
合わせる帯はこれまた夏の定番として人気の博多織、
正絹にて織りなされた紗八寸名古屋帯。
博多織特有のハリと光沢を放つ、涼やかなお色味は
竺仙の浴衣と上品に調和して清雅に、かつ可愛らしい着姿を叶えます。
お浴衣、帯ともに様々なアイテムと合わせやすい逸品。
どちらも大人気のお品なので、セットでの販売は今だけ!
お目に留まった際はどうぞお見逃しなく。
ご友人との行楽や、カジュアルなお食事、夏の街歩きに。
お着物風にお召しになったり、お浴衣としてももちろん..♪
大切な夏のひと時を、
自分だけの素敵なコーディネートでお過ごしくださいませ。
【 お色柄 】
浴衣:オフホワイト地 / 濃紺~青のグラデーションで露芝にホタルの文様
帯:透け感とハリのある淡藤色の地 / 五献上
※どちらもお仕立て上がりの商品でございます。
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【 竺仙について 】
天保13年(1842年)に創業されてより…今に至るまでの間、
多くの方の心を魅了してやまないお品を作り続けていらっしゃいます。
創業当初は友禅を売っていましたが、その後お客様の要望によって型を起こし小紋を染めるようになり、
さらに浴衣の染めも始めたのが竺仙の浴衣の始まりです。
当時の浴衣の主流が無地や絞りだった中、小紋染めの板場を活用することで生み出された竺仙の自由で新しい柄ゆきの浴衣は、
当時のファッションリーダーでもあった歌舞伎役者に好まれ、庶民に「粋」として広まっていきました。
そして三代目の頃には、「竺仙の染めは粋ひとがら(=粋であること)」という軸が確立していくのです。
竺仙さんのお品には必ず『竺仙鑑製』の文字が染め抜かれております。「鑑」とは、
手本になる、かがみ、また目利きなどの厳しい意味があります。
全てのお品を自社で企画し、江戸・明治から伝わる型紙と長年培われてきた職人さんの技術を結集して生み出される逸品。
妥協のないこだわりのお品を生み出す覚悟が、この「鑑」という一文字に込められています。
竺仙ではデザインの良し悪しの判断は当主の役割。
歴代当主は、お客様にはっきりと「似合う」「似合わない」を断じてきたと言います。
磨かれた「目」を以って生み出されたデザインは、時代を経てもなおその輝きを失うことはありません。
もちろん生地にもこだわります。
竺仙の生地はすべてオリジナル。
美しいデザインを正確に表現できる生地を求め、夏の衣料であるという原点にこだわってこそ、初めて竺仙の浴衣が完成します。
※文章内容『竺仙のゆかた 江戸の粋』宮下政宏著 参照
【 綿コーマ 】
竺仙が浴衣に用いる生地として最も代表的な「綿コーマ」。
染めると柄の出が大変良いことから、三代目当主より織布として採用されました。
求める質感を出すために、織屋に織機を改良してもらってまで織り出された竺仙独自の生地です。
その綿コーマ地を用いて、「注染」という手法によって染められています。
番手の細い糸を使用しているため染料の浸透が遅くムラになりやすいという性質がある竺仙の生地を、
職人が技術と知恵を絞り工夫をこらすからこそ、その美しさが他とは一線を画すのです。
【着物】
綿100%
長さ約12m 内巾36cm(最長裄丈約68cmまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
日本製
【帯】
絹100%
長さ約3.6m~3.7m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
【着用シーン】夏のお出掛け、夏祭り、夏のイベントに!
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。