商品番号:1557094
(税込)
【仕入担当 竹中より】
帯に造詣のある方なら必ずや耳にされたことがございましょう…
織りの宝石、佐波理綴(さはりつづれ)。
故ダイアナ妃に献上されたり、あの久保田一竹氏辻が花とのコラボレーションなど、
まさに逸品袋帯の代名詞ともなっているお品でございます。
きらびやかな印象でありながら、
深みのあるお色味はパーティーシーンでもしっかりとした存在感を放ちます。
この機会をぜひともお見逃しなきようにお願いいたします!
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れました
中無地に締め跡がございますが
柄箇所はおおむね美品です
※久保田一竹さんの佐波理への思い化粧箱に書かれています
佐波理つづれ 初期の作品と思われます
【お色柄】
その箔使いから考えられないほどの軽量さで、宝石のような輝きを放つ本品。
明るいスポットライトの下ではもちろん、
昨今のモダンな建物やお店などの薄暗いムードの照明の中でも映える帯を、
というテーマで作り上げられた珠玉の織技術。
虹色の煌きで浮き沈みする彩りのイリュージョン。
サファイア、アメジスト、エメラルド、トパーズ…
とりどりの宝石をちりばめたような麗しく美しい輝きに満ちてございます。
見る角度で様々なお色味に表情を変える「佐波理」
六通にわたり【新緑松霞紋】と題された情景的な意匠を織り上げた作品
裏面は金銀の観世流水紋が
全通にわたり織り出されました
慶びの華やかなライトの下では奥ゆかしく煌き、
ムード照明のもとでは幽玄に輝く、
幻想的でステキな後姿をぜひお手元でご堪能下さい。
画像でどこまでこのムードが伝えられるかわかりませんが、
超御値打ち価格にて出品させていただきます。
ぜひこの機会をお見逃しなきようにお願いいたします!
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
絹100%(金属糸風繊維のぞく)
長さ約4.45m
お柄付け:六通柄 (裏 全通)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、パーティー、音楽鑑賞、観劇
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。