【 仕入れ担当 渡辺より 】
本場牛首紬、【 白山工房 】の織り上げ地に
染にてお柄をあしらった特選九寸名古屋帯のご紹介です。
素材の素晴らしさと染の奥行きの両方を
味わっていただけるお品。
小紋や織のお着物とのコーディネートで、
カジュアルシーンの帯姿におすすめでございます。
【 お色柄 】
素朴な節感が味わい深い牛首紬をおだやかな
薄青朽葉色に染め上げ、憲法黒(けんぽうぐろ:
ごくわずかに茶味をおびた黒系のお色)と
オフホワイトのみの配色で、桜に市松のお柄が
染め上げられております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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牛首紬について
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経済産業大臣指定伝統的工芸品
石川県指定無形文化財(先染紬)
牛首紬(うしくびつむぎ)は石川県の白石市で作られている織物。
1988年(昭和63年)に国の伝統的工芸品に指定を受ける。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から糸を紡ぎ出し、
糸づくりから製織までのほとんどの作業を手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
絹100%
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。