商品番号 1381527

“セール本日最終” 【リニューアルSALE】 【本場結城紬】 100山亀甲絣・地機手織り ≪単衣仕立て・中古美品≫ 思いを込めて紡ぎ、織り上げる… 肌奥に感じる確かな温もり。 身丈157.5 裄68

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
思わずうっとりとしてしまう表情…
ほっこりの代名詞である結城紬に浮かぶ洗練の意匠。
中でも近年重宝の単衣仕立てでございます!

ばあばが思いを込めて糸を紡ぎ、絣くくりをして自機で織り上げる、
そんな想いの詰まった贅沢な逸品を、
証紙無しの目利きにてお値打ちにご紹介致します。

こだわりの意匠が見ごたえある仕上がり、
全体のムードも大変すばらしい一枚をご紹介いたします。


【お色柄】
真綿ならではの包み込まれる様に暖かく、
ほっこりとした手触りと節感をお楽しみ頂ける
落ち着きあるアイボリーをベースに、
お柄には100山亀甲絣にて有職や唐花を込めた格子模様をあらわしました。
実に風情ある面持ちに仕上がっております。

洗い張り、仕立て直しを繰り返し、母から娘へと世代を超えて…
三代お召しになって味が出るといわれる素晴らしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやか。
歳月を経ることで生まれる織のなじみを、肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。


【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場結城紬について】
「重要無形文化財」の本結城は、
以下三つの要件を満たさなければ指定されません。
本品は、その全てを満たす重要無形文化財指定技術使用・100山亀甲絣の作品です。
 ・手紡ぎの絹糸の使用
 ・手括りの絣
 ・地機で織り上げられる事
糸づくりでは、
蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。

右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また絣括りは、
経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、
口にくわえた木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、
経糸の片側を機にとめ、もう片側の手前の部分を枠に、
きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯を調節して織り上げるので、
驚くほどしなやかに仕上がります。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈157.5cm(適応身長152.5cm~162.5cm) (4尺 1寸 5分)
裄丈68cm (1尺 7寸 9分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 4分) 後巾29.5cm (7寸 7分)
※居敷当付き

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、ご友人との気軽なお食事、お稽古、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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