商品番号 1377167

【人間国宝 喜多川俵二】 傑作有職唐織九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「菊花詰文」 本物だけが持つ存在感。 高尚に満ち溢れた有職織物!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
うるわしき、やまとの四季。
その四季折々、自然の中に息づく美をとらえた『有職織物』の真髄。
朝廷を中心とする貴族の高雅な美意識によって、
それは創造されたといっても過言ではありません…

おだやかな色彩、なだらかで、洗練された、親しみやすい意匠。
そしてなにより、富貴で上品な風情をかもし出すその世界観。

古来より受け継がれてきた、その有職織物に現代の息吹を吹き込んだ
人間国宝・喜多川俵二氏による有職唐織九寸名古屋帯をご紹介致します。


【お色柄】
しなやかでいて軽やかな地風。
繊細な織りくちにその色目、そこかしこに名匠のこころづかい…
感じていただけますでしょうか…

まろやかな薄柿色の帯地には、
ふっくらと富貴な絹糸で菊の花意匠を織りなしました。
その光沢感と立体感ある唐織の味わいは、
高尚に満ち溢れた格調高い帯姿をお楽しみいただけます。

センスよく配されたお色と洗練された古典柄ですので、
年代もシーンも幅広く、それでいてどんな場においても
気品溢れる着姿を演出する、まさに逸品万能帯でございます。

受け継がれる匠の技をぜひ、ご堪能下さいませ。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【喜多川平朗・俵二について】
人間国宝・故:喜多川平朗(本名 平郎)氏―
京都西陣織の老舗(しにせ)俵屋の17代目であり、昭和31年羅(ら)で、
35年には有職(ゆうそく)織物で重要無形文化財保持者(人間国宝)に
認定されました。その繊細にして典雅なる作風は、
皇室御用達作家としての確かな実績でも注目を浴びております。

平朗氏は昭和63年11月28日、90歳で永眠されました。
現在は18代目、喜多川俵ニ氏が父・平朗氏の跡を継がれております。
俵二氏も1999年、「有職織物」で父に続いて
重要無形文化財保持者【人間国宝】の認定を受けておられます。


【有職織物について】
平安の公家たちが宮廷の儀式や日常の服飾に用いた日本独特の伝統文様、有職。
「二陪織物(ふたえおりもの)」はその代表的なもので、
地織と文様織を別に作り地文様の上に上文(うわもん)と呼ばれる
文様の部分だけを別糸を渡して縫取りのように浮かせて織り出します。

有職織物は、「二陪織物(ふたえおりもの)」「綾(あや)」、
「浮織物(うきおりもの)」、「うすもの(羅(ら)、穀(こく)、
紗(しゃ))」など多岐にわたり、“シンプルな文様の美しさ”と
“色の調和美”が魅力の織物といえましょう。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 
長さ約3.5m
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 式典、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など

◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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