【 仕入れ担当 渡辺より 】
しっとり、上品な色彩の濃淡…
シンプルにさらりとお召しいただける一枚。
独特のさらりとした風合いが人気の牛首紬。
名門の白山工房謹製の本場牛首紬の地を使用した
特紬地訪問着をご紹介いたします。
上質なおしゃれ着をお探しの方、必見でございます!
どうぞじっくりとご検討くださいませ。
【 お色柄 】
絹独特のマットな光沢感のある紬地。
随所に節を浮かばせながら、程よいハリも心地よく。
上品な気品漂うような、濃梅鼠色を基調に
薄栗梅(くりうめ:赤みの強い茶系のお色)などの
茶系の濃淡とグレー系の配色の暈し染めをふんわりと施して。
繊細な彩りの変化が魅せる奥行き…
なんとも幻想的でございます。
余韻を感じさせながらも、無地場を活かしてすっきりとした着姿に。
統一感のあるお色味ですので、帯合わせも自由自在。
浮き沈みするしなやかな表情に、
すっと落ち着きのある雰囲気をお楽しみいただけることでしょう。
上質な高級感。シンプルな贅沢感。
素材の素晴らしさと染めの美しさ、両方を味わっていただける逸品でございます。
牛首紬は本当にしなやかで丈夫。
しわになりにくく、独特の地風をお楽しみいただけます。
加賀の国、霊峰白山麓の白峰村で八百年の昔から織り続けられる牛首紬。
ぜひこの機会をお見逃しなきよう。
どうぞお手元にて末長くご愛用下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【牛首紬について】
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸を用いているため、
年間生産量の一番少ないものが牛首紬です。
加賀の国・白峰村一帯の集落は、古くから自然の玉繭を原料に手機紬が織られてまいりました。
耐久性に優れた牛首紬は、釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈150.5cm(適応身長145.5cm~155.5cm) (3尺 9寸 7分)
裄丈64cm (1尺 6寸 9分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾29.5cm (7寸 8分)
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾35cm (9寸 2分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。