◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
西陣織の世界では伝説とまで呼ばれる兄弟、
山口伊太郎翁(1901-2007)、安次郎翁(1904-2010)。
そのお二人を叔父にもち、昭和32年より伊太郎翁に師事、
その後独立された田中工芸織物・田中啓博氏による創作品をご紹介いたします。
帯一本に時間を掛け、丁寧に丁寧に創作されていらっしゃいますので、
量産されることなく、問屋筋でもなかなかお目にかかれない織元の作品。
その風格、センスの良さは画面からでもお分かりいただけることでしょう。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
こちらの御品は「綴れ織り」の技法を応用して織り上げられた、
田中工芸織物独自の織製技術の≪克絲綴≫の御品です。
綴れ織りならではのハリコシがありながら、
極細番手の糸で薄手に織り上げられており、
綴れ地でありながら袋帯としての結びやすさを考慮されています。
綴れ地の特長としてのしなやかな風合い、キリリとしたお太鼓姿、
滑りにくく、崩れず、しっかり結んでも苦しくならない締め心地の良さ、
全ての“良い所”を兼ね備えた素晴らしい織り上がりとなっております。
落ち着きある辛子色の帯地には、何とも愛らしい干支の玩具模様を織り出しました。
張りのある地風におだやかな彩りで風情豊かに織り上げられたひと品でございます。
この高度なテクニックは田中工芸織物さんんらではのもの。
そこに匠のセンスが融合し、完成されたのがこちらの帯になります。
伝統に裏打ちされ、それを昇華したデザイン。
風雅な佇まい。
心に響く帯姿をご満喫下さい。
是非この機会に、お手元でその織り技をご覧いただければと思います。
どうぞお見逃しないようにお願いいたします。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ4.5m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、和のお稽古、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせるお着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。